それでも?やる会(SYK)
2023年活動報告
月日 項目 場所 内容 1月7日(土) 定例勉強会 東京都南部労政会館&オンライン 年頭の一言 2月4日(土) 定例勉強会 東京都南部労政会館&オンライン テーマ発表「両親の介護と少し相続手続き」 3月4日(土) 定例勉強会 東京都南部労政会館&オンライン テーマ発表「日本の裏歴史/Part3」&情報いちば「裏と表」&情報いちば「厚木基地の概要について」 4月1日(土) 定例勉強会 東京都南部労政会館&オンライン 外部講師講演会「ヨガの教えから学ぶ身体と心の鍛え方」&情報いちば「ChatGPTを使ってみました」 5月6日(土) 定例勉強会 東京都南部労政会館&オンライン テーマ発表「厚木基地の騒音問題について」&情報いちば「パソコンや情報機器のよもやま話」 6月3日(土) 定例勉強会 東京都南部労政会館&オンライン テーマ発表「火災保険を利用した住宅修理」&情報いちば「四国八十八ヶ所ドライブお遍路の旅」 7月1日(土) 定例勉強会 東京都南部労政会館&オンライン テーマ発表「公害・環境でよくなったこと」&情報いちば「DVD昔ばなし構成吟「一寸法師」の案内」 9月2日(土) 定例勉強会 東京都南部労政会館&オンライン テーマ発表「DIY紹介:網戸の張替えと不動産相続登記」&テーマ発表「漏水と修繕」&情報いちば「自家用車のユーザー車検」 10月7日(土) 定例勉強会 東京都南部労政会館&オンライン 分科会発表「SYKパソコン倶楽部、SYKコム、SYKフォーラム、音楽研究会」 11月4日(土) 定例勉強会 東京都南部労政会館&オンライン テーマ発表「民主主義の危機について考える」&分科会発表「SYKフォトクラブ、漢詩&詩吟研究会」 12月2日(土) 総会・忘年会 東京都南部労政会館&オンライン
2023年12月2日…定例勉強会、東京都南部労政会館(大崎)及びオンラインでの開催、参加者:総会17名、忘年会12名 今年最後の例会は恒例の総会で、東京都南部労政会館とオンライン参加にて開催されました。
最初に、例年通り本年度の活動報告・収支報告、来年度の運営方針・活動計画・予算案および運営体制が審議され、全議案とも承認となりました。そして、定例勉強会の開催時間を削除する会則の一部改訂が審議され、これも承認となりました。新型コロナウィルスの感染拡大が収まる状況下、本年度の例会は、全会とも南部労政会館とオンライン参加の併用での開催となりましたが、来年度は引き続き会場参加者を増やしていきたいとの方針が示されました。運営体制では、現体制を維持していくこととなりました。そして、定例勉強会・会員サービス・イベントの3ワーキンググループと各分科会の活動状況や来年度の計画が報告されるとともに、スマイルボックスの報告及びヒューマンリンクでっくぁい輪の活動への参加状況が報告されました。分科会では、休会中の分科会を除き、SYKパソコン倶楽部・漢詩&詩吟研究会・SYKフォーラム・SYKコム・音楽研究会・SYKフォトクラブの6分科会から発表がありましたが、漢詩&詩吟研究会はSYKの分科会から脱退して活動を続けていく予定であるとのことです。また、休会中であるみんなと夢の実現に向けて歩み出す会・個人の生き方研究会の2分科会は今年一杯で解散するとの報告がなされました。
総会の後は、4年振りの忘年会で、場所をゲートシティ大崎3階のイタリアンレストランに移し、12名の参加にて開催されました。
2023年11月4日…定例勉強会、東京都南部労政会館(大崎)及びオンラインでの開催、参加者:15名 今月の例会は、予定していた外部講師講演会(講師:田實久志氏(元航空自衛隊員)、テーマ:我が国の空のまもりについて)が、講師の都合により中止となったため、急遽会員によるテーマ発表に変更し、2分科会の発表と合わせての開催となりました。
最初は、SYKフォトクラブと漢詩&詩吟研究会からの発表で、「SYKフォトクラブ」は、1999年頃発足し、現在会員数12名にて、技術向上セミナーや展示会等の活動を行っているとのことで、今後は、中断していた撮影会の再開やWebギャラリーの充実も図っていくとのことです。「漢詩&詩吟研究会」は、2000年1月発足し、現在会員数17名にて月2回の教室を開いているとのことです。過去中国へ6回吟行するなどの活動を行ってきたが、会員のうちSYK会員は2名のみとなっており、SYK分科会として存続に課題を抱えているとのことです。
続いては、テーマ発表で、書籍やネット記事等を通じて自由主義と民主主義について研究してこられた会員から「民主主義の危機について考える」とのテーマにて発表がありました。まず、現状認識として、政治・経済・社会を健全に保つためには、自由主義と民主主義のバランスが大切であるが、現代は、自由主義を推進する勢力の力が強く、民主主義の担い手である一般市民や市民団体・労働組合などは弱体化していること、日本では統治に関わることの大部分は行政が決定しているが、その過程に民衆が全く関わることができないこと、法の支配について、司法が立法と行政の抑制機能を果たしていないこと、民主主義について、官僚が立法と行政の両方を担っていて民意が伝わらないこと、人権尊重における言論の自由も守られていないといった問題があるとの説明がなされました。そして、対応策として、(1)議員立法の成立の推進、(2)草の根民主主義の育成、(3)行政への民衆の関与、(4)利益誘導・既得権益の排除、(5)国民投票の実施、(6)1票の格差解消等が取り上げられ、発表者の意見として説明がなされました。
2023年10月7日…定例勉強会、東京都南部労政会館(大崎)及びオンラインでの開催、参加者:11名 今月の例会は、分科会発表の1回目で、SYKパソコン倶楽部、SYKコム、SYKフォーラム及び音楽研究会の4分科会から発表がありました。
「SYKパソコン倶楽部」は、1994年3月、インターネットが普及する前のパソコン通信やNIFTY-Serve等の使い方や活用方法を勉強するといった形で発足したとのことです。その後、インターネットの活用方法、ホームページの作成方法、最新のOS等について学び、最近では、ZOOMによるオンライン開催を行っているとのことで、これからも困ったことに対応できるパソコンの駆け込み寺を目指していくとの説明がなされました。
「SYKコム」は、2001年、一般市民を対象に高齢者に対する生活支援や健康相談、趣味等の教室開催など、ボランティア活動を通じて公共の福祉に貢献することを目的に発足したとのことです。その後、2005年に特定非営利活動法人の認証を取得し、特定非営利活動(NPO)法人SYKコムとして活動を行っているとのことで、近年の主な活動内容として、農業体験会、三陸被災地ボランティア活動、剪定作業、お楽しみ交流会、音楽の夕べ及び生活お役立ち講座の紹介がなされました。農業体験では、収穫した野菜を3コミュニティ、15軒前後に販売もしているとのことです。
「SYKフォーラム」は、1997年3月、参画型の討論会を行うことを目指して発足したとのことです。現在まで6期にわたり、異なるテーマにて討論を重ねてきたとのことで、取り上げられたテーマとして、グローバルスタンダードと日本人、発想法/文化の違い、日本を見直す、今話題/知りたいこと(地政学、宗教)、いじめと平和、お金について説明がなされました。次のテーマとしては、古事記が予定されているとのことです。
「音楽研究会」は、2003年3月、楽器演奏者を集めて発足したとのことで、メンバー不足に悩みながらも練習を重ねてきたが、楽団組としては2014年から休止状態にあるとのことです。一方、歌唱組としてカラオケでの活動を開始しており、ここ数年の休止状態から抜け、今年9月に再スタートをきったとのことです。今後は、年4回程度実施していく予定との説明がありました。
2023年9月2日…定例勉強会、東京都南部労政会館(大崎)及びオンラインでの開催、参加者:13名 今月の例会は、会員2名によるテーマ発表3件と情報いちば1件での開催でした。
初めはテーマ発表で、網戸の張替えと不動産相続登記を経験した会員から「DIY紹介:網戸の張替えと不動産相続登記」の2テーマについて発表がありました。網戸の張替えについては、自宅の網戸が破損しため自分で張り替えることにしたとのことです。張替えにあたっては、網や工具をインターネットを通じて購入し、添付のDVDを見て張替えの仕方を学んだとのことです。実際に張替えをしてみて、広い場所があれば作業がしやすいだろうとの感想が述べられました。不動産相続登記については、今年亡くなった父親名義の不動産の相続登記を自力で行ったとの報告がなされました。法務局への申請にあたって、申請書はチェックされず受付のみで、質問は全て電話対応となるなど苦労があったとのことです。
続いては、自宅の漏水対策を行った会員から「漏水と修繕」と題してのテーマ発表がありました。外壁の滲みや水管の打音、検針票から漏水を懸念し、業者立合にて見積とヒントをもらったのち、内壁を斫り、漏水個所を特定したとのことです。そして、下地除去と除菌、配管施工を行った後、壁の下地処理、石膏ボード施工、クロス下地処理を行ったとのことです。今後は、クロス張りや床材張り、排水管組み立て、給水管接続等を行う予定であるとの説明もなされました。
情報いちばでは、「自家用車のユーザー車検」について報告がなされました。古い自家用車の車検を自分で行ったとのことで、ヘッドライトの不具合で一旦不合格となったが、再調整の後合格となったとのことです。
2023年7月1日…定例勉強会、東京都南部労政会館(大崎)及びオンラインでの開催、参加者:17名 今月の例会は、会員によるテーマ発表1件と情報いちば1件での開催でした。
初めはテーマ発表で、会社での業務及び退社後のISOマネジメント規格審査業務を通じて公害・環境問題に取り組んでこられた会員から「公害・環境でよくなったこと」と題しての発表がありました。公害は、加害者と被害者が明確となっている一方、環境問題は、誰もが加害者・被害者であり、地球規模での問題であるとのことです。発表では、まず、大気汚染:スモッグ;煤煙・SOx・NOx・光化学オキシダント・PM2.5等について経緯・対策や現状等の説明がなされ、SOx問題は解決済みであり、光化学オキシダントについてもほぼ解決しているとの見解が述べられました。そして、その他のテーマとして、オゾン層破壊については、回復の兆しがあるが、長期的に効果を検証していく必要があり、酸性雨や土壌酸性化については、回復の兆候がみられるとの説明がありました。また、近年話題になっている気候変動や温暖化の問題については、温室効果ガスを地球温暖化の原因とすることに懐疑的な人もいるが、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の報告では、地球温暖化の原因は人間の影響である可能性が極めて高いとなっており、これらについてはもう少し調べたうえで整理したいとのことです。
続いては、情報いちばで、分科会である漢詩&詩吟研究会の会員から8月9日に横浜市六角橋地域ケアプラザにて開催されるDVD昔ばなし構成吟「一寸法師」の案内がありました。内容は、昔ばなし「一寸法師」をほのぼのとした絵コンテと優しいお話にまとめ、漢詩と組み合わせたDVD構成吟となっているとのことで、開催の案内と集客の依頼がなされました。
2023年6月3日…定例勉強会、東京都南部労政会館(大崎)及びオンラインでの開催、参加者:19名 今月の例会は、会員によるテーマ発表1件と情報いちば1件での開催でした。
初めはテーマ発表で、一般社団法人日本住宅保全協会を設立し、火災保険を活用した住宅保全サービス業に従事している会員から「火災保険を利用した住宅修理」と題しての発表がありました。日本住宅保全協会は、住まいの健康診断を通じて、火災保険の適切かつ有効な申請のサポートを行い、日本の住まいを守っていくことを目的としているとのことで、主な業務は、住宅診断事業(住まいの無料健康診断)や申請サポート業務、セミナー開催、コンサルティング等とのことです。住まいの健康診断とは、住宅診断を行い、発見された自然災害による被災を火災保険によって修繕リフォームするサービスであり、火災保険に自然災害が付保されているにも関わらず、火災保険が自然災害に使えることは9割知られていないとの説明がありました。また、火災保険は、何度使っても保険料は上がらないということも有益な情報であるとのことです。発表では、火災保険支給の実例や協会への加盟店からの声等多くの紹介がなされました。
続いては、情報いちばで、会員から両親の墓参に合わせて計画・実行した「四国八十八ヶ所ドライブお遍路の旅」について説明がありました。計画にあたっては、「四国八十八ヶ所クルマ巡礼・ドライブお遍路」という案内本が役に立ったとのことです。お遍路は香川県側から逆回りに行っているとのことで、第1回目を昨年10月8~15日に、第2回目を今年5月14日~21日に行い、最終の第3回目を計画しているとのことです。費用は、全国旅行支援の適用もあり、予算を下回ったとの説明もありました。
2023年5月6日…定例勉強会、東京都南部労政会館(大崎)及びオンラインでの開催、参加者:17名 今月の例会は、会員によるテーマ発表1件と情報いちば1件での開催でした。
初めはテーマ発表で、綾瀬市在住であり第5次厚木基地騒音訴訟の原告団に加入している会員から「厚木基地の騒音問題について」と題しての発表がありました。まず、3月に情報いちばとして説明された厚木基地の概要についておさらいがあり、続いて、騒音の基準や騒音状況の説明がなされました。2017年8月~2018年3月の米空母艦載機部隊の岩国基地への移駐により2割程度騒音は減少しているものの騒音被害は依然として続いているとのことです。厚木基地騒音訴訟は、1976年に始まった第1次訴訟以降2016年に結審した第4次訴訟まで行われており、現在は、2017年に提訴された第5次訴訟が継続中とのことです。第1~4次訴訟では、損害賠償は認められているものの飛行差し止めは却下されているとの説明がありました。第5次訴訟は、2017年8月に提訴されており、発表者は2018年10月に原告団に加入したとのことです。そして、今年2月の第20回口頭弁論を傍聴したとのことで、その時の様子が紹介されました。そして、発表の最後にまとめとして(1)裁判に時間がかかりすぎる、(2)騒音被害は継続しており、騒音訴訟は続くだろう、(3)基地問題の根底には日米地位協定がある、(4)口頭弁論で官僚の隠蔽体質を感じたといった感想が述べられました。
続いては、情報いちばで、会員2名から「パソコンや情報機器のよもやま話」としての説明がありました。最初の会員は、出張中スマートフォンが起動できなくなったとのことで、出張先の電気店では対応してもらえず、帰宅後近くの電気店で古い機種からデータ移転してもらってどうにか解決したとのことです。続いての会員の説明は、ネットショッピングに関するよもやま話で、初めは古い車のパーツ購入のためヤフーオークションに参加したとのことです。オークションにはいろいろな仕組みがあり、締め切り直前に入札するのが効率的な方法だそうです。ネットショッピングする場合はいろいろなサイトを見て比較検討しており、新品購入の場合は価格ドットコムを参考にしているといった説明もありました。
2023年4月1日…定例勉強会、東京都南部労政会館(大崎)及びオンラインでの開催、参加者:18名 今月の例会は、外部講師による講演と会員による情報いちばでの開催でした。
最初は外部講師による講演で、大手自動車系商社やソフトウェア開発メーカーで海外事業や営業・マーケティング業務を担当したのち、2014年に独立してヨガ講師となり、その後、ビジネスパーソン向けの健康指導や各種ヨガレッスン等精力的に活動されている生出さやか氏をお招きし、「ヨガの教えから学ぶ身体と心の鍛え方」と題して講演して頂きました。講演では、まず、Yoga(ヨーガ)の起源は3000年以上前の古代インドにあり、Yogaとは「繋ぐ」という意味であり、健康な身体と健全な心の調和のとれた状態を目指すトレーニング方法であるとの説明がなされました。ヨーガの経典「ヨーガスートラ」にはヨーガの「八支則」が述べられているとのことです。ヨーガで一番大切なのは「呼吸」であり、ヨーガでは、深い呼吸・瞑想・ポーズの3つを行っていくとのことで、ヨーガの呼吸により、心の安定、肩こり・腰痛の改善、血行促進等が得られ、エネルギッシュになるとの説明がなされました。そして、身体の構造や肩こり・腰痛の改善について述べられるとともに、会場の出席者が立ち上がって、気軽に行えるポーズを学び、実践しました。
続いては、情報いちばで、会員から「ChatGPTを使ってみました」とのテーマにて説明がありました。ChatGPTは、昨年11月に米国OpenAI社により公開された人工知能による対話型言語モデルで、その使い方・使用例の紹介とともに、関連する動きについて説明がなされました。ChatGPTの特長は、質問だけでなく、文章作成、要約・分析、翻訳やプログラミングが出来るという点であり、今後教育現場を含め社会に大きな影響を与えるだろうとの感想が述べられました。
2023年3月4日…定例勉強会、東京都南部労政会館(大崎)及びオンラインでの開催、参加者:17名 今月の例会は、会員によるテーマ発表1件と情報いちば2件での開催でした。
初めはテーマ発表で、日本の歴史について個人的に研究されている会員から、2020年、2021年に続いて「日本の裏歴史/Part3」と題しての発表がありました。今回は、「物部氏と蘇我氏の対立の真相について」と「鎌倉殿と北条義時」の2テーマについての発表で、それぞれについて解説がなされました。6世紀の日本で、仏教の伝来について激しく争った排仏派の物部氏と崇仏派の蘇我氏との対立は、武力衝突となり、「丁未の乱(テイビノラン)」にて蘇我氏が物部氏を滅ぼしたとのことです。その後、報興寺(飛鳥寺)や四天王寺が建立され、大和地方一体に仏教文化が華開くことになったとされています。しかしながら、最近の研究では、対立の真相は、仏教の受け入れではなく、どちらが仏教の担当者となるかの役目争いであったと言われているとの説明がなされました。「鎌倉殿と北条義時」では、源氏の頭領で鎌倉殿といわれた源頼朝によって開かれた鎌倉幕府と2代頼家、3代実朝について、そして、その3人の鎌倉殿に仕え、実権を握っていった北条義時についての説明がなされました。義時は承久の乱にて後鳥羽上皇率いる朝廷を滅ぼし、幕府の支配権を西国にまで伸ばし、全国の統治者になっていったとのことです。
続いては、情報いちばで、会員からテーマ発表の裏歴史に関連して「裏と表」について説明がなされました。歴史では立場によって表と裏が異なる場合があり、一般に裏というとマイナスのイメージが強いが、最近では良いイメージの表現もあるとのことです。
情報いちばの2件目は、綾瀬市在住の会員から「厚木基地の概要について」の説明がありました。会員は厚木基地の騒音訴訟に関与しているとのことで、5月予定のテーマ発表「厚木基地の騒音問題について」に先駆けて、今回は基地の概要説明がなされました。
2023年2月4日…定例勉強会、東京都南部労政会館(大崎)及びオンラインでの開催、参加者:15名 今月の例会は、会員によるテーマ発表1件での開催でした。
年明け早々88歳の父親を亡くし、86歳の母親も高齢者施設の世話になっている会員から「両親の介護と少し相続手続き」と題しての発表がありました。父親は、10年ほど前から認知症となり、デイサービス施設に通っていたが、2021年に大腿骨を骨折し、車椅子生活になったためショートスティ施設に入所した。そして、2022年12月施設でコロナウィルスに感染し、一旦陰性となって転院したものの肺炎を発症し、亡くなったとのことです。母親は、5年ぐらい前からデイサービス施設に日帰り通所していたが、2021年2月認知症テストにて重症との診断となり、2022年7月サービス付き高齢者向け住宅に入居したとのことです。両親の介護に関しては、病院への付き添いや施設との頻繁な連絡等いろいろな苦労があるとのことですが、ケアマネージャーの助けが大きく、通帳の管理を社会福祉協議会にお願いすることができたそうです。相続については、平成29年から実施されている法定相続情報証明制度が利用可能とのことで、本制度により、戸除籍謄本等の束を複数の銀行等に何度も提出する必要がなくなるとの説明がありました。秋田に行かないとできない手続きは、金融機関や役所での手続きであるが、東京でできる手続きとして、年金手続き・遺族年金・未支給年金請求や不動産登記手続き等があり、これからも、事前調査して効率の良い手続きを進めていきたいとのことです。
テーマ発表の後は、情報いちばの予定でしたが、該当がなく、出席者に近況報告や情報提供等を行ってもらいました。
2023年1月7日…定例勉強会、東京都南部労政会館(大崎)及びオンラインでの開催、参加者:19名 今月の例会は、毎年恒例「年頭の一言」で、出席者全員に近況やSYKに対する思い、年頭にあたっての所見等を語ってもらいました。SYKも年々高齢化が進んでおり、健康第一といった発言が多いように思われましたが、従来の定年年齢である60歳を過ぎても仕事を続けている会員も多く、SYKの活動に対しては、コロナ禍での行動制限が緩む中、積極的に取り組んでいきたいとの発言が多くありました。
