それでも?やる会(SYK)

2022年活動報告

 月日 項目 場所  内容 
1月8日(土) 定例勉強会  東京都南部労政会館&オンライン  年頭の一言 
2月5日(土) 定例勉強会 東京都南部労政会館&オンライン 外部講師講演会「腸は第2の脳」 
3月5日(土) 定例勉強会 東京都南部労政会館&オンライン テーマ発表「NEOバンクとは」&情報いちば「日本経済予言の書(第2弾)」
4月2日(土) 定例勉強会 東京都南部労政会館&オンライン テーマ発表「フェイクニュース:事実と真実について」&情報いちば「プリンターの寿命延長」
5月7日(土) 定例勉強会 東京都南部労政会館&オンライン テーマ発表「資格試験の体験談とリハビリについて」&情報いちば「語源から考える:制裁、国連、停戦(休戦)交渉」&情報いちば「書籍:秘闘~私のコロナ戦争全記録の紹介」
6月4日(土) 定例勉強会 東京都南部労政会館&オンライン テーマ発表「静岡県での優雅な?セカンドライフ」&自己紹介・業界紹介「不動産と資産運用」
7月2日(土) 定例勉強会 東京都南部労政会館&オンライン テーマ発表「定年間近の再就職活動奮戦と社会福祉法人への再就職
9月3日(土) 定例勉強会 東京都南部労政会館&オンライン 外部講師講演会「スピリチュアル系元国連職員&在日宇宙人、ちょっとだけ吼えるin大崎第2弾」
10月1日(土) 定例勉強会 東京都南部労政会館&オンライン テーマ発表「減災を考える~自然災害対応について」&情報いちば「書籍:フィンランド幸せメソッドの紹介」
11月5日(土) 定例勉強会 東京都南部労政会館&オンライン 外部講師講演会「考えよう!私が始めるSDGs」
12月3日(土) 総会  東京都南部労政会館&オンライン



2022年12月3日…総会、東京都南部労政会館(大崎)及びオンラインでの開催、参加者:21名
 今年最後の例会は恒例の総会で、東京都南部労政会館とオンライン参加にて開催されました。
 最初に、例年通り本年度の活動報告・収支報告、来年度の運営方針・活動計画・予算案および運営体制が審議され、全議案とも承認となりました。そして、休会を規定する会則の一部改訂が審議され、これも承認となりました。
 本年度の例会は、全会とも南部労政会館とオンライン参加の併用での開催となり、20名前後の参加者をキープできましたが、来年度は会場参加者を増やしていきたいとの方針が示されました。運営体制では、新会長と新副会長1名が選出され、4年間在職された会長は副会長となることとなりました。そして、ワーキンググループ、分科会の活動状況や来年度の計画が報告されるとともに、スマイルボックスの報告及びヒューマンリンクでっくぁい輪の活動への参加状況が報告されました。分科会関連や対外活動も、一部を除き、コロナ禍で十分な活動ができない状況にあり、来年度こそは活発な活動の再開が望まれます。

2022年11月5日…定例勉強会、東京都南部労政会館(大崎)及びオンラインでの開催、参加者:15名
 今月の例会は外部講師による講演会で、会社にて営業活動に従事する傍ら環境と平和の国際NGOの手伝いを行い、独立して店舗経営コンサル会社を設立した後も、一般社団法人SDGs大学のアドバイザーやSDGs活動支援センターのコミュニケーターとして活動を続けておられる上澤彰氏をお招きし、「考えよう!私が始めるSDGs」とのテーマにて講演して頂きました。
 講演では、まずSDGsとは何か?ということで、SDGsについての基礎知識と背景について説明がなされました。「SDGs」とは2015年9月国連本部で参加193加盟国の全会一致で採択された2030年までの17の国際目標で、我が国では、「持続可能な開発目標」と訳されているとのことです。SDGsの重要なコンセプトは、「我々の世界を変革する」「誰一人取り残さない」ということであり、2030年の未来像に向けて全世界が合意した決意であるとのことです。
 続いて、SDGsのテーマの一つである気候変動問題に関し、その要因である「地球温暖化」に関して説明がなされました。地球温暖化の原因は人間の活動であり、熱波・洪水・干ばつ・海面上昇等による被害の増大を防ぐため、2020年よりスタートした国際条約上のルールにて世界の平均気温を2℃より十分低く保ち、1.5℃に抑えることを目標にしているとのことです。そして、そのための、1.5度ライフスタイルとして、温室効果ガス排出量の大きい「食」における肉類、「住居」における電気、「移動」における自動車を極力減らすことが大事との説明がなされました。
 最後に、SDGs達成のために私たち消費者ができることとして、「エシカルな行動」について説明がなされ、「地球規模で考え、地域で行動しよう!」との言葉にて締めくくられました。

2022年10月1日…定例勉強会、東京都南部労政会館(大崎)及びオンラインでの開催、参加者:13名
 今月の例会は、会員によるテーマ発表1件と情報いちば1件での開催でした。
初めはテーマ発表で、会社勤めと第三者組織の品質・環境・労働安全衛生関係の審査員としての業務を通じて、種々の事故・不祥事・災害に対して関心を持ってこられた会員から「減災を考える~自然災害対応について」と題しての発表がありました。昔から自然災害が多発している我が国では、種々の智恵にて対策がなされており、そのような例として台風・水害・山崩れ・飛砂等に対する例が紹介されました。そして、古来の智恵として伝説・伝承がなされており、それらが今日の防災・減災に役立っているとのことです。ISO規格では、災害等の負の事象については、対処策を決めて機能ごとに計画・準備するとのことで、自助・共助の考え方が基本となっているとのことです。また、我が国においても、昨今考え方に変化が見られ、特に東日本大震災の後、公助に重点を置いた対応をすべきと考える人の割合が減っており、国も、「自助・共助・公助」の順に災害に取り組み、「減災」を目指すという方向を打ち出しているとの説明がなされました。古来からの智恵も、自分が自分の身を守るために自助・共助を重視するということであり、減災への我が国の智恵も「まんざらでもない」といえるのではとの言葉で締めくくられました。
 続いては、情報いちばとしての会員による本の紹介で、堀内都喜子氏(フィンランド大使館職員)著の「フィンランド 幸せメソッド」について内容の紹介がありました。100年ほど前にロシア帝国から独立した頃は、貧しい小国で、目立った産業はなかったとのことですが、今や5年連続で国連世界幸福度ランキング1位を獲得しており、「人こそが最大の資源で宝」という哲学があるとのことです。この本では、その仕組みとして、ジェンダー平等への道のり、子供家族を支えるネラボウ、フィンランドの教育の変化等が取り上げられているとの説明がなされました。

2022年9月3日…定例勉強会、東京都南部労政会館(大崎)及びオンラインでの開催、参加者:20名 
 今月の例会は外部講師による講演会で、4年前に講演して頂いた萩原孝一氏をお迎えし、「スピリチュアル系元国連職員&在日宇宙人、ちょっとだけ吼えるin大崎第2弾」と題して講演して頂きました。氏は、27年間勤務した国際連合工業開発機関(UNIDO)を定年退職した後、スピリチュアル系元国連職員としてアフリカ協会特別研究員や桜美林大学非常勤講師として活躍される一方、2020年には「定年後ヒーロー」を出版されるなど活躍の場を広げられています。
 講演では、まず、我が国における定年退職後の生活実態について、自宅でジッとしている人が7割で、認知症・寝たきりが激増しているとの懸念が述べられ、定年は、「卒業」ではなく、単なる「脱皮」であり、他人のための人生にサヨナラして、自分のために生きるきっかけにすべきとの考えが述べられました。定年後の世代は、世界を変えるに十分のポテンシャルを持っており、死ぬまで元気に生きる最大限の努力をすべきであり、「もう歳だから」は最悪の言い訳であり、年齢を言い訳にできない時代と覚悟すべきとのことです。そして、「会社人」から「社会人」へ、「愛国心」から「愛星心」へ変わるべきであり、定年後のヒーローとして、「日本を復活せよ!」、「人類を救え!」との呼びかけがなされました。
 氏は、定年後ヒーロー&在日宇宙人として、どうにもならない国連を変えるため「国連スピリチアル機構(UNSO)」の設立を目指しているとのことで、国連を穏やかな組織に戻すためこれからも活動していきたいとの決意が述べられました。

2022年7月2日…定例勉強会、東京都南部労政会館(大崎)及びオンラインでの開催、参加者:20名 
 今月の例会は、会員によるテーマ発表1件での開催でした。
 昨年、定年間近で自動車会社を退社し、新しく福祉業界に再就職した会員から「定年間近の再就職活動奮戦と社会福祉法人への再就職」と題しての発表がありました。きっかけは会社の構造改革に伴う希望退職者の募集で、再就職支援サービスのPRにより転職による甘い夢を見てしまったとのことです。最初は、趣味を生かせるローカル私鉄での仕事や勉強の成果を生かせるマーケティングの仕事を探したが、50代での就職は難しく就職には至らなかったそうです。そこで、社会に役立ちたいとの気持ちから福祉への道を探ることとし、岡崎市にある社会福祉法人愛恵協会に採用してもらったとのことです。社会福祉法人は福祉を目的とした非営利法人で、特別養護老人ホームの運営や訪問介護、デイサービス、ショートステイ等のサービスを行っており、財政的には市町村の支援を受けているとの説明がありました。発表者の具体的業務は、障害者を対象に働くうえで必要な知識や技術を身につけるための職業訓練の指導や自立した就業をサポートする職業指導員としての仕事で、現在6名の人を担当しているそうです。障害者に対する福祉とは、障害のある人たちに障害のない人々と同じ生活条件を作り出すことと考えているとのことで、「障害は不幸ではなく、不便である。その不便を排除し、楽しかったと思える人生を利用者さんに味わせてあげたい。」との言葉で発表は締めくくりとなりました。発表者が愛知県日進市在住で、勤務先が岡崎市ということからオンラインでの発表となりましたが、質疑応答を含め今回の発表は割とスムースに行われたように思われました。

2022年6月4日…定例勉強会、東京都南部労政会館(大崎)及びオンラインでの開催、参加者:21名 
 今月の例会は、会員によるテーマ発表1件と自己紹介・業界紹介1件での開催でした。
 初めはテーマ発表で、3年前に定年を迎えたあと、静岡県にてセカンドライフを送っている会員から「静岡県での優雅な?セカンドライフ」と題しての発表がありました。定年退職に至ったのは大腿骨骨頭壊死を発症し、手術が必要となったためで、2019年5月に名古屋で手術した後、富士市の実家に戻り、リハビリを行ったとのことです。身体障害者手帳を取得し、現在は機能訓練プラザにて週1回のリハビリを続けているとのことです。現在の生活で報告できるものとして、Word教室への参加、まちづくりセンター講座(パソコン、iPhone・スマホ、ドローン空撮)への参加があげられ、最近のマイブームとして、ヤフーオークションへの参加や銭湯巡り、朝食作り、外食等の説明がなされました。体調不良により退職したが、身体障害者手帳による優遇が得られ、実家暮らしであり、身体障害者年金と企業年金にて細々とした生活を送れており、悪い面ばかりではなかったとの感想が述べられました。
 続いては、昨年入会された会員による自己紹介・業界紹介で、「不動産と資産運用」と題しての発表がありました。不動産会社に入社して27年たつが、その間相手の立場に立って営業活動を行ってきたとのことです。現在の主な仕事は賃貸用マンションの分譲であるが、契約者の高齢化に伴い、様々な問題に遭遇しているとの説明もありました。70歳の今も9時~18時にて勤務しており、会社からも希望通りの勤務を認めてもらっているとのことです。

2022年5月7日…定例勉強会、東京都南部労政会館(大崎)及びオンラインでの開催、参加者:18名 
 今月の例会は、会員によるテーマ発表1件と情報いちば2件での開催でした。
 初めはテーマ発表で、昨年4月に自転車自損事故を起こし、手術・リハビリを続けながら資格試験に合格した会員から「資格試験の体験談とリハビリについて」と題しての発表がありました。事故では転倒時左肩を強打し、肩腱板断裂の重傷を負ったそうで、2か月後に腱板修復手術を行い、その後、固定装具を装着しながら他動運動・自動運動・積極的エクササイズ・スポーツ復帰へ向けてのエクササイズとリハビリを進めてき、現在は、最大可動域の再現と伸縮反復運動へ向けて自主トレを行っているとのです。今回の怪我の場合、日常生活復帰に1年、運動能力の復元には2年かかるとのことで、自転車での自損事故とはゆえ、侮れないと思いました。資格試験については、リハビリ中に第2種電気工事士の資格を取得したとのことで、きっかけは、YouTubeでチャレンジ動画を見たことだそうです。資格試験の概要と手順を知って10月に筆記試験を受け、そして、筆記試験合格ののち、12月に技能試験を受けて合格し、3月に免許状の交付を受けたとのことです。技能試験は、製作課題に基づいて採寸・裁断・加工・配線・取付を時間内に行う必要があり、ワンミスで即失格となる厳しい内容であるとの説明がなされました。
 続いては、情報いちばで、会員から「語源を考える」として、「制裁(Sanction)、国連(United Nations)、停戦(休戦)交渉(Cease-fire parley)」についての解釈と問題提起がなされました。言葉の解釈についても各国で違いがみられ、この違いがロシアのウクライナ侵攻を複雑化しているのではとのことです。

 情報いちばの2件目は、会員による本の紹介で、岡田晴恵白鴎大学教授著の「秘闘:私の「コロナ戦争」全記録」について内容の紹介がありました。コロナ禍初期の頃の厚労省とのやり取りやワイドショーの内幕等生々しい状況が載っているとのことで、一読の価値があるとの感想が述べられました。

2022年4月2日…定例勉強会、東京都南部労政会館(大崎)及びオンラインでの開催、参加者:22名 
 今月の例会は、会員によるテーマ発表1件と情報いちば1件での開催でした。
 初めはテーマ発表で、昨年3月に「デマ、フェイク、やらせ:~あふれる情報の中、〇〇されない(する)ために~」と題して発表された会員により、その第2弾として「フェイクニュース:事実と真実について」とのテーマにて発表がありました。ここ数年フェイクニュースという言葉をよく聞くが、前からある言葉との違いは何なのかと思い、調べてみる気になったとのことです。しかしながら、問題が大きく広すぎるので、今回は事実と真実についてまとめ、発表したいとの説明がありました。辞書によると、事実とは「実際に起こった事柄、実際に存在する事柄」とのことであるが、真実については、「内容に偽りがないこと、偽りがないとものと認識された事柄、心に偽りがないこと、言葉通り、絶対の真理」など多くの説明があるとのことで、意外に曖昧であるとのことです。また、「真実はいつも一つ」という表現がある一方、「真実は人の数だけある」という表現もあり、正反対の言い方となっているとのことです。発表者は、当初「真実は一つ」と思っていたが、品質保証のような分野ではそうではないと気付き、現在は「真実は一つ」よりも「真実は人の数だけある」に傾いているとの考えが述べられました。

 続いては、情報いちばで、インクジェットプリンターの廃インクエラーを自分で解除し、廃インク吸収パッドの交換を行った会員から「プリンターの寿命延長」と題しての報告がありました。廃インク吸収パッドが満杯になると、突然修理を依頼するようメッセージが出て、印刷不能となるとのことで、YouTubeにて対応策を調べ、エラーの解除および吸収パッドの交換を行ったとのことです。結果として、修理依頼すると2万円位かかる費用が、廃インク解除ツールソフトと吸収材の購入のみで済み、2.5千円で再印刷可能となったとのことです。

2022年3月5日…定例勉強会、東京都南部労政会館(大崎)及びオンラインでの開催、参加者:17名 
 今月の例会は、会員によるテーマ発表1件と情報いちば1件での開催でした。
 初めはテーマ発表で、コンピュータ関連会社からの派遣にてネット銀行にて働いている会員から「NEOBANKとは」と題しての発表がありました。NEOBANKとは、三井住友信託銀行とSBIホールディングの出資で設立された住信SBIネット銀行が行っているインターネット専業の銀行で、「銀行」という形にこだわらず、「銀行機能」をあらゆる業種に溶け込ませることを目指しているとのことです。事例としては、JALとの合弁会社設立があり、多通貨プリペイドカード「JAL Global WALLET」や簡単に外貨預金等の取引ができる「JAL NEOBANK」を提供しているとのことです。また、ヤマダデンキと提携した「ヤマダ NEOBANK」にて住宅ローンの提供やヤマダポイントの特典付与等のサービスを行っているとのことです。NEOBANKの特長としては、(1)アプリ一つで、ほぼすべての取引が完結できること、(2)AIによる住宅ローン審査で、魅力的な金利を実現できること、(3)口座開設も借り入れも種類提出や面談なしでできること等があげられるとの説明がなされました。
 続いては、会員による本の紹介で、2020年7月に発行された鈴木貴博氏(経営戦略コンサルタント)の著書である「日本経済予言の書~2020年代、不安な未来の読み解き方~」の内容紹介がありました。今回は、昨年10月発表のPART1に続いてのPART2で、2020年代に日本を襲う7つのショックのうち第4章と第5章の説明がなされました。第4章は、「アマゾンエフェクトが日本の流通を破壊する日」で、インターネット通販の拡大により小売業が衰退しており、2030年に向け家電量販店・ホームセンター・アパレル業界が淘汰され、食品スーパーも赤字になるといった予測が述べられているそうです。第5章は、「確実に起きる人口問題の不確実な解決方法」で、人口問題について2030年までに選択しなければならない本当の論点は、移民を受け入れるか、受け入れないかの選択であるとの考えが述べられているとのことです。

2022年2月5日…定例勉強会、東京都南部労政会館(大崎)及びオンラインでの開催、参加者:22名 
 今月の例会は外部講師による講演会で、2017、18、19年と3年間連続して講演して頂いた後藤幸子氏をお招きし、「腸は第二の脳」とのテーマにて講演して頂きました。後藤氏は、製薬会社にてヒアルロン酸製剤の研究開発等に従事したのち、定年後も品質保証部門で勤務し、現在は、通販化粧品会社にて技術顧問として働いておられるとのことです。
 講演では、まず賢い腸に関する豆知識として、(1)腸は、脳の監視がなくても機能できる唯一の臓器であり、(2)1億個~5億個の神経細胞が存在し、(3)独自の神経系を持ち、(4)腸が脳に感情のサインを送っており、(5)胃腸障害は腸の精神疾患かもしれないとのこと、腸は脳と同量のドーパミンや同種類の神経伝達物質を合成しており、まさに腸は第2の脳と言えるとの説明がなされました。そして、(6)健康な腸は骨を守る、即ち、セロトニンの放出抑制にて骨密度の低下を抑制すること、(7)腸内細菌フローラのバランス不足が自閉症を誘発すること、(8)何を食べたかで腸が気分に影響を与えること、即ち、甘いものを食べると血中グルコース濃度が上がり、攻撃的気分が抑制されるといったこと、(9)腸に宿る免疫細胞が病気から守ること、(10)腸も脳と同じく麻薬中毒になるといった説明がなされました。腸内には、善玉菌と悪玉菌と日和見菌が存在しており、善玉菌を増やすことにより消化・吸収が進み、蠕動運動が活性化し、pH低下により病原菌の増殖を抑制できるとともに、発がん性物質の分解や抗ストレスも期待できるとのことです。
 今月の例会も、会場とオンライン併用での開催としましたが、新型コロナウィルス/オミクロン株の蔓延により今回はオンラインでの参加を主体とし、講師にもオンライン参加にて講演して頂きました。

2022年1月8日…定例勉強会、東京都南部労政会館(大崎)及びオンラインでの開催、参加者:19名 
 今月の例会は、毎年恒例「年頭の一言」で、出席者全員に近況やSYKに対する思い、年頭にあたっての所見等を語ってもらいました。陽性者が激減していた新型コロナウイルス感染症ですが、ここにきてオミクロン株の出現により急激に陽性者が増加しており、今年最初の勉強会も会場参加とオンライン参加の併用としました。このハイブリッド型での開催を望むとの声も多く、今年度はこの形での開催を続けていく方針です。