それでも?やる会(SYK)

 

2020年活動報告

 

月 日

項 目 場 所 内 容
1月11日(土) 定例勉強会 東京都南部労政会館(大崎) 年頭の一言
2月1日(土) 定例勉強会 東京都南部労政会館(大崎) テーマ発表「パーキンソン病と共に生きる私」&情報いちば「丸の内朝飯会の報告」
3月7日(土) 定例勉強会   開催中止(新型コロナウィルス感染対策のため)
4月4日(土) 定例勉強会   開催中止(新型コロナウィルス感染対策のため)
5月9日(土) 定例勉強会 オンライン勉強会 テーマ発表「テレワークについて/Windowsの切り替えについて」&「新型コロナウィルス感染症:何を知り、どう考え、どうしたか?」

6月6日(土)

定例勉強会 オンライン勉強会 テーマ発表「我が家のプチリフォーム報告」&「複視の恐怖+α」
7月4日(土) 定例勉強会 東京都南部労政会館(大崎)&オンライン 「自己紹介&異業種サークルとの出会い」
9月5日(土) 定例勉強会 東京都南部労政会館(大崎)&オンライン テーマ発表「日本の裏歴史(1)」&情報いちば「マイナポイントについて」
10月3日(土) 定例勉強会 東京都南部労政会館(大崎)&オンライン テーマ発表「DIY報告」&「日本の食を考える・売り渡される食の安全」
11月7日(土) 定例勉強会 東京都南部労政会館(大崎)&オンライン 外部講師講演会「高速交通基盤の整備と地域開発〜新幹線と航空の60年〜」
12月5日(土) 定例総会 東京都南部労政会館(大崎)&オンライン  
 

活 動 報 告

   

(2020年12月05日…総会、東京都南部労政会館(大崎)及びオンラインでの開催、参加者:25名

               
 

 今年最後の例会は、コロナ禍より予定していた30周年記念パーティーを断念して総会のみとし、いつもの南部労政会館とオンライン参加での開催としました。
 最初に、例年通り本年度の活動報告・収支報告、来年度の運営方針・活動計画・予算案および運営体制が審議されるとともに、30周年実行委員会の活動報告が審議され、全議案とも承認となりました。本年度は、新型コロナウィルス感染症対策のため、3月・4月の例会は中止を、5月・6月の例会はオンラインでの開催を余儀なくされましたが、7月以降は会場とオンライン参加の併用での開催とし、定着化してきました。30周年に向けた活動では、「ありたい姿を検討するプロジェクト」と「世代交代と共存検討プロジェクト」の活動状況が報告されましたが、コロナ禍よりいずれも予定通りの活動はできませんでした。
 そして、ワーキンググループ、分科会の活動状況や来年度の計画が報告されるとともに、スマイルボックスの報告及びヒューマンリンクでっくぁい輪の活動への参加状況が報告されました。

 30周年記念関連について、パーティーは延期となりましたが、記念誌については既に完成しており、今後会員宛てに郵送するとの報告がありました。
 オンライン参加併用での初の総会でしたが、会場参加:9名、オンライン参加:16名と遠隔地からの参加者を含め多くのオンライン参加者がおり、無事終了となりました。

 

(2020年11月07日…定例勉強会東京都南部労政会館(大崎)及びオンラインでの開催、参加者:22名

               
 

 今月の例会は、およそ1年振りに外部講師を迎えての外部講師講演会で、交通に長年関与するとともに全国を踏破され、地域振興にも関わってこられた小林茂氏(一般社団法人インフラ経営研究所専務理事)をお招きし、「高速交通基盤の整備と地域開発〜新幹線と航空の60年〜」とのテーマにて講演して頂きました。
 
講演では、まず今春からのコロナウィルス禍で激変する航空業界やJRの惨状が述べられ、年初には想像もしていなかった事態であるとの感想が述べられました。そして、テーマに入り、新幹線と航空との関係について、両者は利用客が異なっており、競合のみでなく役割分担があって、相互に補完しているとの説明がなされました。新幹線には、高速性と大量輸送力・安全性・省エネ性がある一方、航空は、超高速である反面、輸送力が限られ、安全性や省エネ性に劣るとのことです。新幹線と航空の60年については、国策で推進された航空整備に対し、新幹線は政府の反対を押し切って建設されたという経緯があり、その後も、財源の違いによる新幹線建設の苦悩があったとの説明がありました。経済性では、儲かる新幹線に対して儲からない航空といえ、航空業は装置産業であるとともに労働集約型産業であるとのことです。高速交通の整備は、地域振興に大きく寄与しており、明治以来太平洋ベルト地帯の形成があり、近年では東北新幹線の効果や北関東・南東北の工業化等の効果がみられるとのことです。最後に、リニア新幹線についての説明があり、技術的・経済的に困難な面が多く、計画通りの実現は難しいのではないかとの私見が述べられました。
 
勉強会については、今月もオンライン併用での開催としましたが、来月の総会も含め、しばらくはオンライン併用の形にて進めていく方針です。 

 

(2020年10月03日…定例勉強会東京都南部労政会館(大崎)及びオンラインでの開催、参加者:19名

               
 

 今月の例会は、会員2名によるテーマ発表で、1名は会場にて、もう1名はオンラインにて発表して頂きました。
 
最初は、会場での発表で、今春からの自粛期間中に、自宅でDIY作業を行ってきた会員から「DIY報告」と題しての発表がありました。発表の内容は4件で、拡幅したスペースに整理棚を置けるように洗面台を移設した事例、廃棄するガステーブルを一般不燃ごみとして出せるように解体した事例、車の前輪前方部に空力パーツを取り付けた事例、車にUSB電源を取り付けた事例について、使った工具等とともに写真を使って詳しい説明がなされました。
 
続いては、オンラインでの発表で、自身も家庭菜園で野菜作りに励んでいる会員から「日本の食を考える・売り渡される食の安全」と題しての発表がありました。「日本の食を考える」では、食料自給率の低さやその原因としての食生活の変化・食品ロスについてやコメの減反政策の廃止による影響について説明がなされるとともに、食料の輸送量に輸送距離を掛け合わせた指標であるフードマイレージについて説明がなされました。そして、山田正彦氏著の「売り渡される食の安全」の内容を中心とした説明がありました。種子法の廃止については、種子法の廃止後、多国籍企業からの輸入種子が大半となっており、農業県では条例にて規制を行っているとのことです。遺伝子組み換え/ゲノム編集の作物や有機栽培の問題では、日本では遺伝子組み換え作物の表示について規制が緩く、農薬についても使用大国で、諸外国から警戒されているとのことです。最後に、これから自分で出来ることとして、(1)食品ロスをなくす、(2)地産地消を心掛ける、(3)正しい情報を入手するとの3点があげられ、締めくくられました。
 
オンライン併用の勉強会も定着化しつつありますが、今月からは時間制限のない会議ソフト「ZOOM」の有料版を使用しており、よりスムースな運営が可能になったと感じられました。
 

 

(2020年9月05日…定例勉強会東京都南部労政会館(大崎)及びオンラインでの開催、参加者:17名

               
 

 今月の例会は、新型コロナウィルス感染防止の観点からオンライン参加を希望する会員も多く、7月の勉強会に続いて、会場参加とオンライン参加の二本立てでの開催としました。
 
内容は、会員によるテーマ発表と情報いちばで、まず、日本の歴史について個人的に研究されている会員から「日本の裏歴史(1)」と題してのテーマ発表がありました。裏歴史とは教科書に載らない歴史であり、裏歴史を知ることにより本当の歴史が語られると信じているとのことです。そして、「神話の意味」、「仏教の伝来」、「大化の改新」、「道鏡の野望」、「平和な平安時代はなぜ終わったのか?」、「貞観政要と貞永式目」といったテーマについて個別に説明がなされました。神話に関連しては、邪馬台国論争についての説明があり、仏教に関する蘇我氏・聖徳太子の役割、中央集権国家を目指した大化の改新、皇位を目指した道鏡の野望、平安時代のルーズな男女関係、武家社会における女性の地位といった教科書に載らない裏の歴史について解説がなされました。その他、源義経がジンギスカンになったという説、明智光秀が天海と同一人物であるといった説等についても説明がなされました。
 
続いては、会員による情報いちばで、今月1日から始まった「マイナポイントについて」の説明がありました。マイナポイントは、政府によるマイナンバーカードの普及を目指した景気浮揚策で、マイナンバーカードを使って予約・申込を行い、選んだキャッシュレス決済サービスを利用することにより25%のポイント(最大5,000
円分)がもらえるというものです。発表者は、QRコード決済を選んで、すでに手続きを行っており、チャージ金額に応じて25%のポイントが付与されているとのことです。
 オンライン併用の勉強会も2回目となり、定着化してきましたが、次回からは会議ソフト「ZOOM」の有料版を使う予定で、よりスムースな運営が期待できます。
 

 

(2020年7月04日…定例勉強会東京都南部労政会館(大崎)及びオンラインでの開催、参加者:23名

               
 

 今月の例会は、2月以来となる南部労政会館に集まっての勉強会を予定していましたが、時期尚早でオンライン参加を希望するとの会員も多く、会場参加とオンライン参加の二本立てでの開催となりました。
 
内容は、今年1月に入会された会員による自己紹介・業界紹介で、「自己紹介&異業種サークルとの出会い」と題しての発表がありました。自己紹介では、川崎市で生まれ現在まで住み続けていること、幼少期の夢は鉄道運転手になることで、高校生ぐらいまでは鉄道&旅行に興味を持っていたこと、社会人になってからは、旅行のほか、カメラ、車、居酒屋巡りと広がり、自宅の庭木の剪定も楽しんでいるとの説明がありました。勤務先はニコン(旧・日本光学工業)で、入社以来39年間東京や神奈川の工場でレンズや半導体関係の業務を担当してきたとのことです。異業種サークルとの出会いは、会員の一人と居酒屋で知り合ったのが最初で、それをきっかけに他のサークルに入会したものの仕事との調整が付かなくなり退会したそうです。そして、2012年・2018年の2回SYKの勉強会&懇親会に特別参加して入会したい気が強くなり、今年1月SYKの会員3人と会食し、その場で入会を決意したとの説明がありました。
 今回は、会場及びオンラインでの参加と、初めての形式で、多少の行き違いはあったものの、こういった勉強会も開催可能だと確認できました。会場とオンライン参加の人との交流も久し振りに参加の会員を中心に大いに盛り上がりました。 

 

(2020年6月06日…定例勉強会オンライン勉強会での開催、参加者:24名

               
 

 新型コロナウィルスによる緊急事態宣言は解除されたものの、東京では東京アラートが発せられる等依然厳しい状況が続いているため、今月もオンライン勉強会とすることとし、会員によるテーマ発表2件での開催としました。
 
最初は、DIYにて寝室の壁紙張替を行った会員による発表で、「我が家のプチリフォーム報告」と題しての説明がありました。動機は、寝室ゆえ他人の侵入がなく、仕上がりを気にしなくてすむこと、ベッドの解体・搬出が大変だということで、業者に頼まず、自分でやろうと思ったとのことです。内容は、(1)壁面の壁紙&巾木張り、(2)天井の壁紙張り、(3)ステッカー張りで、施工道具7点セット入りの全のり付き壁紙30mや巾木とともに天井用の肩幅サイズの壁紙を購入し、マニュアルを見ながら施工したとのことです。施工にあたっては、エアコン周りや天井面の壁紙張りが大変だったとの感想が述べられました。
 
続いて、昨年11月に複視の症状が出て苦労された会員から「複視の恐怖+α」と題しての発表がありました。複視とは、一つのものが二重に見える症状で、朝起床後にテレビの画面が二重に見え、異常に気付いたとのことです。眼科での検査では異常が見られず、一週間後に脳のMRI検査を受けるも脳には異常がなく、この時は血液検査で疑似糖尿病と診断されたそうです。複視の原因や治療方法はいろいろあるが、今回は自然治癒したため、その後治療は行っていないとのことです。そして、複視になって感じたことは、当たり前に見えることの有難さ、先が見えない・先が読めないことへの不安であり、複視の原因が加齢・過労によると考えられることより、今後はスローライフを心掛けたいとの言葉が述べられました。プラスαは、本の紹介で、大友道明氏著の「寝たきりを防ぐ「栄養整形医学」骨と筋肉が若返る食べ方」の内容説明がなされました。
 
今回は、2回目のオンラ
イン勉強会であり、アンケート結果の説明・テーマ発表2件・諸連絡と、割と順調に進行していったように思いました。

 

(2020年5月09日…定例勉強会オンライン勉強会での開催、参加者:20名

               
 

 新型コロナウィルス感染症対策のため、3月及び4月の勉強会は中止としましたが、今月よりしばらくの間、会議ソフト「ZOOM」を使って自宅等から参加する「オンライン勉強会」にて開催することとし、会員への参加を呼びかけました。そして、最初となる今月は、会員によるテーマ発表2件での開催としました。
 
最初は、銀行でのシステム関係の業務に携わっている会員からの発表で、「テレワークについて」と「Windowsの切り替えについて」の説明がありました。テレワークについては、その仕組みや会議アプリの紹介があり、会議アプリとして業務用のWebEXの他、今回使用しているZOOMがお勧めであるとの意見が述べられました。Windows7からWindows10への切り替えについては、銀行の1500台の端末の切り替えが必要となり、準備作業として基盤サーバのクラウド化やメールソフトの切り替え、業務ソフトの動作試験等を行う中、種々の問題が発生したとのことで、それらの説明がありました。
 
続いては、会員による「新型コロナウィルス感染症:何を知り、どう考え、どうしたか?」と題しての発表で、今回の新型コロナウィルス感染症を巡る状況や対応の説明がありました。まずは、世界の感染状況の説明で、100万人当たりの死者数を見ると日本は4.3人と欧米諸国と比べて圧倒的に少ないとのことです。そして、発生からの経緯の詳しい説明がなされ、その中で、どう考え、どうしたかの説明もなされました。今回の感染症が従来のインフルエンザと大きく違うところは、その潜伏期間の長さであり、無症状の感染者が感染を広げていること、更に死亡率の高さであるとの説明もなされました。そして、我々にできることは、不要不急の外出はしないこと、感染力を高めることにつきるのではないかとの言葉で締めくくられました。
 
今月のオンライン勉強会では、20名と思った以上の参加者が得られましたが、ファイルの共有化等不慣れな点も多く、時間がかかったため、参加者の近況報告等の時間が取れなかったことが残念でした。

 

(2020年2月01日…定例勉強会東京都南部労政会館(大崎)にて開催、参加者:20名

               
 

今月の例会は、会員によるテーマ発表と情報いちばとしての報告にて開催されました。
 初めはテーマ発表で、2011年の発病以来パーキンソン病と戦い、埼玉県パーキンソン病友の会の理事としても活動されている会員から「パーキンソン病と共に生きる私」と題して発表がありました。パーキンソン病は脳内のドーパミン産生細胞の脱落による病気で、原因不明であり、不治の病であるとのことです。症状としては、手足のふるえ、こわばり、動作の緩慢さ、転びやすさ等であり、症状を抑えるためにドーパミンを出す薬を常時服用する必要があるとのことです。また、運動障害が主なためリハビリテーションも大事であり、様々な運動療法が病状の安定や緩和のため取り入れられており、大切な治療と位置付けられているとの説明がありました。発表者も「患者さん自身が楽しみながら継続して行えるリハビリ」として階段の使用やかかと落とし・つま先立ちを日常的に行っているとのことです。そして、運動とともに大事なのが食事や心のリハビリであり、人生で一番大切な健康法は「笑い」であり、光っている人は笑っているとの考えが述べられました。
 
続いては情報いちばで、会員により「丸の内朝飯会の報告」がなされました。丸の内朝飯会は、毎週朝食時に東京グリーンパレスにて行われている交流会で、「それでも?やる会の活動について」発表してほしいとの依頼があり、第2628回の会合に参加して紹介したとのことです。きっかけは、SYKコムの施設慰問に丸の内朝飯会の会員に手品の披露をお願いしたということで、発表後、SYKの多岐にわたる分科会活動に驚いたとの感想が述べられました。
 
勉強会の後は、近くの居酒屋に場所を移しての二次会で、発表者を交え懇親を深めました。

 

(2020年1月11日…定例勉強会東京都南部労政会館(大崎)にて開催、参加者:12名

               
 

 今月の例会は、毎年恒例「年頭の一言」で、出席者全員に近況やSYKに対する思い、年頭にあたっての決意等を語ってもらいました。勉強会の後は懇親会で、近くの居酒屋に場所を移し、懇親を深めました。