それでも?やる会(SYK)

 

2011年活動報告

 

月 日

項 目 場 所 内 容
1月8日(土) 総会 東京都南部労政会館
(大崎)
 
2月5日(土) 定例勉強会 東京都南部労政会館(大崎) 今年の抱負
3月5日(土) 定例勉強会 東京都南部労政会館(大崎) 外部スピーカー「アフリカ・ケニアにおける国際ボランティア活動」&会員の自己紹介・業界紹介「西郷隆盛の南州翁遺訓に学ぶ」
4月2日(土) 定例勉強会 東京都南部労政会館(大崎) 会員の自己紹介・業界紹介「企業倫理とコンプライアンス」&テーマ発表「降りてゆく生き方」
5月14日(土)14:30〜 定例勉強会 東京都南部労政会館(大崎) 討論会「税と寄付〜大震災・復興で思うこと、できる(た)こと」

6月4日(木)

定例勉強会 目黒区中小企業センター 会員の自己紹介・業界紹介「私の歩んだあぜ道」&外部スピーカー「パチンコ業界の裏話」
7月2日(土)
14:30〜
定例勉強会 東京都南部労政会館(大崎) テーマ発表「原子力発電と放射能問題」
9月3日(土) 定例勉強会 東京都南部労政会館(大崎) テーマ発表「日本の医療機器産業の現状と今後の動向」&会員の自己紹介・業界紹介「我が履歴書に見る処世術〜直観力が拓く世界、そして運も実力?」
10月1日(土) 定例勉強会 東京都南部労政会館(大崎) 外部講師講演会「ソニー創業者:井深大、盛田昭夫」
10月8日(土)〜9日(日) イベント   オープン幹事会&一泊旅行
11月5日(土) 定例勉強会 東京都南部労政会館(大崎) 会員の自己紹介・業界紹介「電気めっきと電気めっき業界についてチョット」&テーマ発表「働きたいけど、働けない〜「ひきこもり」に該当する人への支援」
12月3日(土) 総会・忘年会 Sun-mi高松7丁目店(銀座)  

 

活 動 報 告

    

(2011年12月3日…総会・忘年会、Sun-mi高松七丁目店にて開催、参加者:総会31名、忘年会33名

                   
   今年の総会・忘年会は、銀座のSun-mi高松七丁目店にて開催されました。
 総会では、例年通り、本年度の活動報告/収支報告、会則の改定、来年度の運営方針・活動計画/予算の承認、運営体制の承認が審議されるとともに、各WG・分科会・世話役の活動状況や来年度の計画が報告されました。そして、20周年についての総括と25周年についての意見交換が行われました。来年度の方針では、「インターネットによる自宅や遠隔地からの勉強会への参加実験」という新規アイデアが盛り込まれました。
 忘年会では代表の挨拶・乾杯のあと歓談に入りましたが、その中で、写真で振り返る2011年、皆勤賞の表彰、ご無沙汰さんのスピーチ、歌唱等の出し物・プログラムがあり、時間を忘れ、会場一体となって楽しみました。最後に集合写真を撮影してお開きとなりました。

 

(2011年11月05日…定例勉強会、東京都南部労政会館(大崎)にて開催、参加者:16名

                   
   今月の例会は、会員による自己紹介・業界紹介とテーマ発表での開催でした。
 最初は、自己紹介・業界紹介で、家業であるめっき業に40年以上従事されてきた会員から「
電気めっきと電気めっき業界についてチョット」と題しての説明がありました。19世紀まではアマルガム法で金・銀がめっきできるだけだったが、電池が実用化され、電気めっきで各種のめっきができるようになったとのことで、めっきの役割(外観向上・耐食性向上・機能付与)や原理等について技術的説明がなされました。国内のめっき工場は、昭和50年をピークに急減しているとのことで、零細企業の多さ、国内産業の空洞化の影響、高齢化・技術者不足といった業界の抱える問題点について説明がなされるとともに、環境問題への対応の困難さ等についても説明がありました。
 続いては、会員によるテーマ発表で、産業カウンセラーとして就職支援相談に従事されてきた会員から「
働きたいけど、働けない〜「ひきこもり」に該当する人への支援」と題しての発表がありました。1991年のバブル崩壊以後フリーター・ニート・若年無業者といった人達が増加しており、就職支援を通じて相談者の問題点として「自主性の欠如、コミュニケーション力の不足、思考力・発想力の不足」を感じたとのことです。そして、地域社会から不登校・ひきこもりを無くしたいとの思いから、NPO法人を立ち上げ、支援活動を行い始めたところであるとの報告がありました。
 勉強会の後は、駅近くの居酒屋に場所を移し、発表者を交え懇親を深めました。

 

(2011年10月01日…外部講師講演会東京都南部労政会館(大崎)にて開催、参加者:24名

                   
   今月の例会は、外部講師による講演会でした。講師は、湘南遊友会及び土曜面白倶楽部の会員で、現役のソニー社員である仁平氏にお願いし、「ソニー創業者:井深大、盛田昭夫」と題して講演してもらいました。
 講演では、まずソニーの二人の創業者(井深大氏、盛田昭夫氏)はどういった方々だったのか、略歴やルーツ等の説明がありました。そして、二人の出会いから会社設立までとして、戦時中の初めての出会いや終戦後の再会、会社設立に至る経緯等が述べられ、更に、会社設立趣意書に書かれた設立にあたっての創業者の思いや会社設立の目的・経営方針等の説明がなされました。その後、初期の製品の紹介や開発の逸話が述べられ、トランジスターラジオやウォークマン等小型新商品の開発に成功してきた理由として、大曽根語録(大曽根元副社長の言葉)の紹介がありました。
 講演会の後は、近くのレストランに場所を移し、講師を交え懇親会を行いました。 

 

(2011年9月03日…定例勉強会、東京都南部労政会館(大崎)にて開催、参加者:25名

                   
   今月の例会は、会員によるテーマ発表と自己紹介・業界紹介での開催でした。
 最初は、会員によるテーマ発表で、自己紹介・職歴紹介ののち、「日本の医療機器市場の現状と今後の動向」と題しての発表がありました。日本の医療機器市場は、2008年の2.2兆円に対し2025年には4.1兆円へと拡大する見込みであるが、円高進行・輸入促進政策・医療ニーズへの対応不足等で、輸入品に押される傾向にあるとのことです。その中で、国も国産品の開発・拡大に力を入れており、今後日本の経済成長の一翼を担う基幹産業になる可能性があり、そのためには医療機器産業の特徴を把握して取り組むことが必要で、日本の高齢化社会と対策は世界のモデルとなるだろうといった説明がなされました。
 続いては、会員による自己紹介・業界紹介で、「我が履歴書にみる処世術〜直感力が拓く世界、そして運も実力?〜」と題しての説明がありました。まず自己紹介として学歴・職歴のみならず家系や多彩な趣味についての説明があり、20代以降ワークとライフのバランスと取った生活を送ってきたとの説明がなされました。そして、人生を楽しくするキーワードとして「興味(好奇心)を持つ」、「健康(特に、精神的に)」、「直感力を磨く」の3点について解説がなされました。直感力を磨くためには何にでも興味を持つことが必要であり、このような習慣付けは直感力の発現と”あたり確率”のアップに繋がるとのことです。
 勉強会の後は、駅近くの居酒屋に場所を移し、発表者を交え懇親を深めました。

 

(2011年7月02日…定例勉強会、東京都南部労政会館(大崎)にて開催、参加者:25名

                   
   今月の例会は、自己紹介・業界紹介を予定していた会員の都合が悪くなり、テーマ発表1件のみでの開催となりました。
 テーマは「原子力発電と放射能問題」で、東京電力福島第一発電所の事故以来関心の高まっている問題について会員に発表してもらいました。最初は、原子力発電についてで、発電の原理・仕組みから燃料再処理等の現状が述べられるとともに、過去の重大事故や利点・問題点について総合的かつ体系的な説明がなされました。続いて、放射能問題に移り、放射能と放射線の関係や放射線の影響(外部被曝と内部被曝)について説明がなされ、特に、関東における現在の空間放射線量での影響をどのように考えるべきかについて解説がなされました。
 そして、私見として、原子力発電については、(1)やられていることの問題(安全神話の崩壊)は勿論であるが、むしろ(2)やられていないことに大きな問題(未処理のままの使用済み核燃料・放射性廃棄物)があるのではないかといった意見が述べられるとともに、福島第一発電所の事故については、汚染水の処理が大きな問題ではあるが、大気中に放出された放射性物質はウクライナ/チェルノブイリ発電所事故時に比べても大きな値ではなく、冷静に判断・対応すべきではないかといった意見が述べられました。
 勉強会の後は、近くのビア・レストランでイベントWG主催の「ビア・パーティー」が行われ、パーティのみの参加者も含め、懇親を深めました。

 

(2011年6月04日…定例勉強会、目黒区中小企業センターにて開催、参加者:27名

                   
   今月の例会は、会員による自己紹介・業界紹介と外部スピーカーを招いての発表での開催でした。
 最初は、会員による自己紹介・業界紹介で、「私の歩んだあぜ道」と題しての説明がありました。28歳でサラリーマンを辞め、1年間の準備のあと独立して商売を行ってきたとのことで、その中で、考えてきた内容:人生六計(生計・身計・家計・遊計・老計・死計)や人生訓等が述べられました。そして、現在の心境として、「幸せな心とは、優しい心・暖かい心・敬う心である」といった説明がありました。
 続いては、コンサルタントとしてパチンコ業界に関与してこられた講師を招き、「パチンコ業界の裏話」とのテーマにて発表してもらいました。従来うるさい・汚い・煙たいといったイメージの強かったパチンコ店も大きく変わってきているとのことで、業界規模も年商21兆円と巨大かつ競争激化の状況にあるとのことです。そして、店員の高学歴化が進み、経営も近代化しているとのことで、従来のイメージを大きく覆す説明がありました。最後に、パチンコ必勝法はないが、損を減らす方法はあるといった説明もなされました。
 勉強会の後は、駅近くの居酒屋に場所を移し、発表者を交え懇親を深めました。

 

(2011年5月14日…定例勉強会、東京都南部労政会館(大崎)にて開催、参加者:21名

                   
 

 今月の例会は、討論会という形で開催されました。
 進行役は「分科会:みんなと夢の実現に向けて歩みだす会(略称:夢プロジェクト)」で、同会で検討しているテーマの一つである「税と寄付」を取り上げ、東日本大震災からおよそ2ヵ月を経た今、「大震災・復興で思うこと、できる(た)こと」との副テーマを付けて討論が行われました。まず、進行役から基調報告として昨年12月に夢プロジェクトでまとめた中間報告の説明及び大震災に関する感想や義援金/支援金の状況が述べられるとともに、参考情報として個人参加した復興支援セミナーや復興支援ミッションの内容が報告されました。そして、その後出席者から寄付(義援金/支援金)や大震災についてそれぞれの立場から様々な意見が述べられました。寄付については、義援金と支援金の違いや税額控除の仕組みの説明があり、大震災については、地震保険の説明があったあと、通信インフラや販売等実際に企業で対応を迫られた状況が述べられました。また、被災地の生の声や海外での受け止め方といった報告もなされました。大震災から2ヵ月しか経っていない今の状況では、皆さんまだ復興に向けてどうあるべきといった考えがまとまっていない感じで、原発問題を含めて再度討論すべきとの意見も出されました。最後に、出席者全員から一言ということで、未発表者にも発言してもらい、討論は終了となりました。

 勉強会の後は、近くの居酒屋に場所を移して懇親を深めました。 

 

(2011年4月02日…定例勉強会、東京都南部労政会館(大崎)にて開催、参加者:30名

                   
   今月の例会は、会員による自己紹介・業界紹介とテーマ発表での開催でした。
 最初は、自己紹介・業界紹介で、企業にて人事・法務関係の業務に従事した後、企業リスク対策について活動されている会員から「企業倫理とコンプライアンス」と題しての説明がありました。事業運営に関わる企業リスクは多様化・巨大化・複雑化しており、その中で企業リスク研究所を立ち上げ、各企業を相手に企業リスク対策についてレクチャーしていることのです。「リスクは必ず発生する」との基本認識の元、リスクの影響を最小限度に抑えるのがリスク対策の基本であり、企業倫理とコンプライアンス意識はトップの器で決まる故、経営者の役割は大きいとの説明がありました。
 続いては、会員によるテーマ発表で、8月28日、ヒューマンリンクでっくぁい輪(HLD)の10周年記念リンクの集いにて上映予定の映画「降りてゆく生き方」について紹介がありました。映画のコンセプトは、今までの豊かさを目指しての「昇ってゆく生き方」から本当の豊かさを目指しての「降りてゆく生き方」を考えていこうというもので、皆さんにもぜひこの映画を見てもらい、共に考えていってほしいとの要望がありました。

 勉強会の後は、地下のビュッフェスタイルのレストランに場所を移し、懇親を深めました。

 

(2011年3月05日…定例勉強会、東京都南部労政会館(大崎)にて開催、参加者:27名

                   
   今月の例会は、外部スピーカーを招いての発表と会員による自己紹介・業界紹介での開催でした。
 最初は、首都大学東京・法学系政治コース4年生の小林さんを招き、一昨年の夏休みに参加した「アフリカケニアでの国際ボランティア活動」の体験を、「あらためて知る、地球的環境の違い、民族・文化の違い、経済格差」とのサブタイトルのもと発表してもらいました。参加したのは世界各国から集まる参加者が2〜3週間現地で活動を行う「国際ワークキャンプ」で、電気も水道もない現地で、煉瓦作り・野菜作り・開墾・植林といった活動を行ったとのことです。現地の人や他国の参加者との交流とともに活動を通じて学んだことも多く、日本の良さを改めて認識する一方、現地の人の寛容さ・地域コミュニケーションの深さに感心したとの感想も述べられました。
 続いては、会員による自己紹介・業界紹介で、現在新しい会社を立ち上げ中といった簡単な自己紹介の後、ライフワークとして行っている西郷隆盛研究について「西郷隆盛に学ぶ」と題しての発表がありました。年表の説明とともに、上野公園の西郷隆盛像の台座に書かれている碑文の紹介や西郷隆盛作の漢詩の紹介がなされ、山形県の荘内南州会発行の「南州翁遺訓」について説明がありました。西郷隆盛は一言にいえば「無私無欲の人」であり、金が入れば人の為に尽くしていたとのことでした。

 勉強会の後は、いつもの居酒屋に場所を移し、発表者を交え懇親を深めました。

 

(2011年2月05日…定例勉強会東京都南部労政会館(大崎)にて開催、参加者:27名

                   
   今月の例会では、出席者全員に「今年の抱負」を発表してもらいました。

 

(2011年1月08日…総会東京都南部労政会館(大崎)にて開催、参加者:33名

      
   昨年12月に20周年記念行事が開催されたため、今年最初の例会は、例年12月に行われている2010年度の定例総会として開催されました。
 総会では、例年通り、2010年度の活動報告/収支報告、2011年度の運営方針・活動計画/予算の承認、運営体制(WGの構成、幹事・世話役)の承認が審議されるとともに、20周年プロジェクトの収支報告、会則の改訂が承認されました。そして、5つのWG/10の分科会/世話役から活動状況の報告がなされました。2011年度の運営方針として、勉強会の質の向上・会員の定着化・異業種異世代交流・活性化といった項目が決定されるとともに、重点方針3項目が決定されました。途中、新しい試みとして、フォト・スライドショーによる活動状況の紹介があり、最後には、新入会員の自己紹介がありました。
 総会終了後は、地下のビュッフェスタイルのレストランに場所を移し、懇親を深めました。