それでも?やる会(SYK)

 

2010年活動報告

 

月 日

項 目 場 所 内 容
1月9日(土) 定例勉強会 東京都南部労政会館
(大崎)
年頭の一言
2月6日(土) 定例勉強会 東京都南部労政会館(大崎) テーマ発表「GPSのしくみ〜カーナビの原理と設計裏話」&テーマ発表「職場の安全対策〜職長としての自覚」
3月6日(土) 定例勉強会 東京都南部労政会館(大崎) 外部スピーカー「日本の艦船の今昔物語〜機関・電気からみた艦船の変遷〜」&分科会発表(パソコン倶楽部、アウトドア分科会、音楽研究会)
4月3日(土)
 14:00〜
定例勉強会 東京都南部労政会館(大崎) テーマ発表「定年後の生き方と地域活動〜介護予防と地域活性化に関わり自分自身も元気に〜」&テーマ発表「田舎暮らしの楽しみ」
4月29日(木、祝)14:00〜 イベント 新橋・障害学習センター ディスコン体験教室
5月8日(土) 定例勉強会 東京都南部労政会館(大崎) 討論会「日本人の働き方:ワークライフバランス〜なぜこんなに忙しくなってきたのか〜」

6月3日(木) 18:30〜

定例勉強会 きゅりあん(大井町) 外部講師講演会「講師:ビル・トッテン氏、テーマ:愛国者の流儀〜青い眼の日本人があなたに伝えたいこと〜」
7月3日(土) 定例勉強会 東京都南部労政会館(大崎) 会員の自己紹介・業界紹介「保険業界とラストラブレター」&外部スピーカー「エコ電球で環境問題を減少する」
9月4日(土) 定例勉強会 東京都南部労政会館(大崎) 外部講師講演会「講師:八尾稔啓氏、テーマ:メンタルヘルスセミナー〜心と体の健康フォロー」
10月2日(土) 定例勉強会 東京都南部労政会館(大崎) テーマ発表「幼児と触れ合って思うこと」&分科会発表(夢プロジェクト、ゴルフ分科会、)
10月9日(土)〜10日(日) イベント 湯河原温泉「万葉荘」 オープン幹事会&一泊旅行
11月6日(土) 定例勉強会 東京都南部労政会館(大崎) テーマ発表「あなたはどこまで知っていますか?〜クイズに答えながら理解する環境問題〜」&テーマ発表「医療と医薬品業界の動向」
12月4日(土) イベント Sun-mi高松7丁目店 20周年記念行事

 

活 動 報 告

    

(2010年12月04日…20周年記念行事Sun-mi高松7丁目店(銀座)にて開催、参加者:113名

   2009年4月に実行委員会を発足させ、20周年プロジェクトの集大成として準備を進めてきた「20周年記念行事」が、113名(会員:58名、同伴者:27名、他交流会:25名、ゲスト:3名)という大人数の参加のもと開催されました。
 委員長の開会宣言・会長挨拶・来賓の祝辞に続き、第1部は、SYKの歩みの発表で、朗読劇による現在までの紹介、7つの記念プロジェクト・委員会の発表があり、更に、SYKの未来についても希望に沿っての紹介がありました。休憩ののち、第2部は、分科会発表とSYK会歌の発表で、10の分科会から活動状況が発表されたあと、今回新たに創作されたSYK会歌が紹介されました。
 第3部は、祝賀パーティーで、来賓の祝辞・代表による乾杯ののち、祝宴・歓談に移りました。途中、お楽しみタイムとして、漢詩&詩吟研究会の皆さんによるお祝い清め吟があり、更に、ゲストを招いてサンバ踊りとベリーダンスが行われ、大いに雰囲気を盛り上げました。そして、参加者全員による合唱があり、その中でSYK会歌も歌われました。最後に、委員長の締めの挨拶があり、その後万歳三唱にてお開きとなりました。
 実行委員会の発足に当たり、20周年記念行事の目標として「それでも?やる会(SYK)の20年の総仕上げとして、@全員参加型で、Aこれまでの実績を内外にアピールすると共に、BSYKのありたい姿を未来に向かって発信する。」を掲げましたが、成功裏に行事を終えることができ、この目標を達成したのではと思います。

 

(2010年11月06日…定例勉強会東京都南部労政会館(大崎)にて開催、参加者:24名

   今月の例会は、テーマ発表2件での開催でした。
 最初は、「あなたはどこまで知っていますか?〜クイズに答えながら理解する環境問題〜」とのテーマにて、緑化運動に取り組んでおられる会員から発表がありました。最初、地球温暖化やその影響についての説明があり、地球温暖化が進んでいる中での森林の役割や現状について解説がありました。日本の森林率は67%と世界平均を大きく上回っているが、一人当たりにすると世界平均を下回っており、特に都市部の緑被率は非常に低く、東京23区で約20%、横浜市で約30%であり、発表者の住む川崎市川崎区は4%しかないのが現状とのことです。そして、この緑被率を少しでも上げるため、川崎区において「海風の森をMAZUつくる会」を立ち上げ、現在緑化に取り組んでいるとの報告があり、その場所等の紹介がありました。
 引き続いて、「医療と医薬品業界の動向」とのテーマにて、永年製薬会社に勤務され、現在も薬事関係の仕事をされている会員から発表がありました。最初に医薬品業界の現状として、製造会社数・市場規模・国際競争力等についての説明があり、世界的に見て日本企業の規模は小さく、国際競争力も弱く、強化が求められているとの状況が述べられました。そして、ジェネリック医薬品の現状や最近増加傾向にあるバイオ医薬品、抗体医薬について解説がありました。発表の中では、疾病の発生や予後に影響する要因についての説明もあり、生活習慣病になる原因として「食習慣・運動不足・ストレス・喫煙・飲酒」と耳の痛い人も多い項目が挙げられました。
 勉強会の後は、地下のビュフェに場所を移しての2次会で、懇親を深めました。

 

(2010年10月02日…定例勉強会、東京都南部労政会館(大崎)にて開催、参加者:25名

                   
   今月の例会は、会員によるテーマ発表と二つの分科会の紹介での開催でした。
 最初は、テーマ発表で、10年以上に亘って知人の子供(4姉妹)の面倒を見てこられた会員から「
幼児と触れ合って思うこと」と題して発表がありました。面倒を見始めたのは、現在中2の長女が1歳の時で、以来現在まで姉妹4人の面倒を見てきたとのことです。子供を連れ歩く時に特に注意したことは、怪我・病気・事故であり、迷子にさせないことや自由に遊ばせ楽しませるよう気を使ったとのことでした。そして、薬類は言うに及ばず、食事用具や様々な小道具を持ち歩くようにしたとのことです。子供と触れ合うなかで、子供に教えられることも多く、また、節煙を余儀なくされる等自分も変わらざるを得ない点もあったとの説明もなされました。
 続いては、第4回目(最終回)となる分科会の紹介で、今回は「みんなと夢の実現に向けて歩みだす会(夢プロジェクト)」と「ゴルフ分科会」の2分科会が取り上げられました。夢プロジェクトは3年前に発足した分科会で、20周年記念に小冊子を発行するため、議論を進めてきたとのことです。検討中のテーマは、「悪法問題」・「環境問題」・「教育問題」・「税と寄付」であり、それぞれについて担当者から説明がなされました。ゴルフ分科会は、1994年に発足したSYKで一番歴史のある分科会で、今まで26回のコンペを開催しているとのことです。ゴルフプレイの楽しみは、自然の満喫・スコアアップへの挑戦・親睦の3点であり、何歳で始めてもゴルフを楽しむことはできるとの説明がありました。

 勉強会の後は、近くのビュッフェスタイルのレストランに場所を移し、懇親を深めました。

 

(2010年9月4日…外部講師講演会、東京都南部労政会館(大崎)にて開催、参加者:38名

                   
   今月の例会は、外部講師を招いてのメンタルヘルスセミナーでした。講師は、姉妹交流会である土曜面白倶楽部(DOC)の創立メンバーであり、現在健康心理士として各方面で活躍中の八尾稔啓氏に依頼し、「心と体の健康フォロー」と題して講演及び実技指導をして頂きました。自己紹介ののち、人を元気にするキーワード、RIVの法則とは?、気づきの3つの領域といった説明があり、病気の根っことして「病気とは気楽でないこと」であり、「ストレスは生きる力であり、悪いものではない」といった説明がありました。そして、クイズを交え、「成長の根っこは気づき力」にあり、「人間の脳はいったん思い込むとそれを強化しようとする」といった説明がなされました。褒める意味合いとして、「褒めることは良いところに気づく能力である」とし、ほめる練習の紹介もありました。続いて、体を緩める基本の説明があり、基本動作として「まわし・ゆらし・ゆすり」の紹介がなされ、リラックス効果を毎日チェックしていくポイントが述べられました。中盤以降は、2人ペアになっての「気づきのチェック」、「じゃんけんして褒める」といった実技や、4〜6人グループになっての「褒めあい」といった実技を中心に進められましたが、思い込みから脱却できず、クイズに苦戦した人、自分を褒めることの難しさに気づいた人、リラックスすること・力を抜くことの難しさに気づいた人等もいるみたいで、皆さんいつもの講演会とは違った雰囲気を楽しみながら、講師の指導に応じていました。
 講演会の後は、ビュッフェスタイルのレストランに場所を移し、講師を交え懇親を深めるとともに、諸連絡の時間に中断されたSYK会歌の曲候補の紹介がなされました。 

 

(2010年7月3日…定例勉強会、東京都南部労政会館(大崎)にて開催、参加者:34名

                   
   今月の例会は、会員による自己紹介・業界紹介と外部スピーカーを招いての発表による開催でした。
 最初は、自己紹介・業界紹介で、生命保険会社に勤務する若手の会員から「保険業界とラストラブレター」と題しての説明がありました。まず、生命保険とは、「愛する家族を守り続けるためのラストラブレター(未来への手紙)である」との発言があり、引き続いて、業界の仕組み・最新のトピックス・法人契約の生命保険について説明がなされました。日本は世界第2位の生命保険大国であり、最新のトピックスとしては、保険商品の銀行窓口販売の全面解禁や相互会社から株式会社への移行が挙げられるとのことです。そして、発表者の担当業務である中小企業を対象とした法人契約の生命保険について、その目的や必要な保険金額等について説明がなされました。
 続いては、分科会:SYKコムで扱っているエコ電球について有限責任事業組合プローベグループ関東事務所総括の佐藤氏を招き、「
エコ電球で環境問題を減少する」と題して発表して頂きました。プローベグループの紹介ののち、事業内容として、まず、エコリカ社と取り組んでいるリサイクルインク・トナーカートリッジ、省エネガラスコート及びエコガーゼの説明がありました。そして、新しい取り組みとしてのエコ電球(LED証明機器)の紹介が、実物を回覧しながらなされました。LED電球も安い外国製の商品が入ってきており、競争が激しくなっているが、品質については自分の扱っているエコリカ社の商品について自信を持っているとのことでした。
 勉強会の後は、いつもの居酒屋に場所を移し、発表者を交え懇親を深めました。

 

(2010年6月3日…外部講師講演会きゅりあん(大井町)にて開催、参加者:98名

                   
   今月の例会は、外部講師による講演会でした。講師の都合とともに、平日なら参加できるという会員もいることから、初めての試みとして平日夜の開催としました。そして、通常より広い会場を用意し、最近ご無沙汰している会員や他交流会・知人にも声をかけ、100名近い参加での開催となりました。
 講師は、株式会社アシストの創設者かつ代表取締役で、日本社会のあるべき姿についても積極的に発言されているビル・トッテン氏に依頼し、「愛国者の流儀〜青い眼の日本人があなたに伝えたいこと〜」との題名にて
講演して頂きました。講演では、まず自らの生い立ちや家庭環境に触れ、裕福な家庭ではなかったが、厳しい躾のもと、差別観を抱くことなく成長し、スポーツに明け暮れる毎日であったとの説明がありました。そして、大学卒業後、会社勤めしながら経済学博士号を所得するとともに、1969年市場調査のため初めて日本に来、日本こそパッケージ・ソフトウェアの有望市場との認識を得たが、会社に認めてもらえず、1972年自ら日本に現在の会社を設立したと、日本で会社経営に参入した経緯が述べられました。会社経営にあたっては、日本の伝統・優れた点を積極的に取り入れており、この日本的経営こそが会社を支えている礎であるとのことです。特に、1990年頃より日本においても「会社は株主のもの」・「協力より競争」といった考えが強くなっているが、この間経済は好転していず、このような考えは日本には合わないとの意見が述べられました。また、道徳教育の必要性にも触れ、会社においては社員教育に積極的に道徳教育を取り入れているとの説明がありました。そして最後に、有史以来繁栄を続けているのは日本ぐらいであり、「日本人はもっと日本に誇りを持って良い」との発言がありました。
 講演会の後は、近くの居酒屋に場所を移し、講師を交え懇親会を行いましたが、あまりの大人数に立ち席が出る始末で、時間一杯大いに懇親を深めました。 

 

(2010年5月8日…定例勉強会、東京都南部労政会館(大崎)にて開催、参加者:30名

                   
 

 今月の例会は、討論会という形での開催で、昨年9月の「教育問題」をテーマとした討論会に続き、2回目の試みとして開催されました。
 今回の進行役は「分科会:SYKフォーラム」で、同会で検討している労働問題を取り上げ、「日本人の働き方:ワークライフバランス〜なぜこんなに忙しくなってきたのか〜」と題して討論が行われました。まず、進行役から基調報告として同会での6回に亘る討議の内容が報告されるとともに、参考情報として戦後日本経済史の概要・NHK討論会の紹介がなされました。そして、その後出席者から自分の置かれている状況や過去の経験等様々な意見が述べられました。現役組からは、「IT化が進む中、むしろそれによって24時間仕事に追いかけられている」、「組織としての団結力が弱くなっている」、「個人的なリスクヘッジをするために労力と時間を使わざるを得ない」、「国際競争力強化の命題のもと合理化が進み、仕事が増えている」といった発言があり、リタイヤ組からは、「専門性があれば、忙しさの意味合いも変わってくるのでは」とか、「仕事の質とリーダーとして求められる内容が変わってきているのでは」とか、「物づくりの本質と離れたところで忙しいといった点もあるのでは」といった意見が述べられました。最後に、進行役から、本日の討論をまとめるのは難しいが、「厳しい雇用情勢の中、雇用され続ける能力を高めること」は当然ながら、今回議論にあったような一見自分で管理できないことも頭の隅に置くことも意味があると思われる。即ち「一致団結の気風を再認識し高めることの必要性」、「本質的に必要でない仕事・余分な仕事がどこにあるのかを考えることの必要性」、「説明とか管理とかの内部向け作業の削減の必要性」、「経営側での経営スタイル見直し等の必要性」といった点が述べられ、それらをまとめとして討論は終了となりました。

 勉強会の後は、近くの居酒屋に場所を移して懇親を深めました。 

 

(2010年4月03日14:00〜…定例勉強会東京都南部労政会館(大崎)にて開催、参加者:25名

   今月の例会は、初めての試みとして昼間の時間を選び、テーマ発表2件にて開催されました。
 最初は、「定年後の生活と地域活動〜介護予防と地域活性化に関わり自分自身を元気に〜」とのテーマにて、9年間にわたって介護予防のボランティアに携わっておられる会員から発表がありました。定年後7年間の単身赴任生活を終え、自宅での生活に戻ったあと、地元への恩返しと思って介護予防の活動を始めたとのことで、月2回65歳以上で介護保険の非該当者を対象に活動を進めているそうです。また、その他には、健康体操や登り窯を守る会といった地域活性化のための活動にも尽力されているそうです。活動を通じ、体力・気力の衰えに立ち向かっているとともに、これからは、後継者・協力者作りにも力を入れていきたいとの決意も述べられました。
 引きき続いて、熊谷市在住の会員から「田舎暮らしの楽しみ」と題しての発表がありました。一番目はウォーキングに関してで、’90年から日本ウォーキング協会の会員になって全国各地の大会に参加してきたこと、しかしながら、最近は疎遠になっているゆえ、再度チャレンジしたいとの話がありました。2番目はバイクに関してで、とらさんの愛称のもと永年ツーリングを楽しんでおり、これも全国各地のイベントに参加しているとのことです。最後は、農業に関してで、天候に左右されるうえ、虫に悩まされ難しい面もあるが、色々な野菜の栽培を行っているとの報告がありました。今年秋には、SYKコムにて発表者の畑での「農業体験」が計画されており、それに関しての希望聴取なども行われました。
 勉強会の後は、いつもと雰囲気を変えての2次会で、レストランにて飲み放題のもと親睦を深めました。

 

(2010年3月06日…定例勉強会、東京都南部労政会館(大崎)にて開催、参加者:30名

                   
   今月の例会は、前半に新しい試みとして外部スピーカーによる業界紹介を行い、後半に3分科会の発表を行いました。
 最初に、外部スピーカーとして防衛省OB(海上幕僚、海上自衛隊)で、現在は電気メーカにて海洋技術システムを担当されている方を迎え、「日本の艦船の今昔物語〜機関・電気からみた艦船の変遷〜」と題して説明して頂きました。説明者は電気技術者であり、入庁以来艦船の電気関係の設計や調達に従事してきたとのことで、明治以来の日本の艦船に関しエンジンや電気関係について詳しい説明がありました。艦船は商船と違い戦闘被害の防御にも重点をおく必要があり、被害に対応したエンジン・発電機の分散配置が行われていること、新鋭の艦船は電力消費量が大きく、情報化が非常に進んでいること等専門家ならではの説明がなされました。
 続いては、第3回目となる分科会発表で、今回は「アウトドア分科会」、「SYKパソコン倶楽部」、「音楽研究会」の3分科会が取り上げられました。アウトドア分科会では、過去の活動時の写真紹介がなされ、更に来年予定している屋久島旅行の紹介も行われました。SYKパソコン倶楽部は、1994年発足した歴史のある分科会で、パソコン通信に始まり、インターネット・Windowsの変遷に対応するとともにSYKのIT化にも貢献してきたこと等の説明がありました。また、音楽研究会には、楽団組と歌唱組があり、楽団組は現在9名のメンバーにて毎月1回合同練習を行うとともに、発表会・忘年会等で演奏を行っており、歌唱組は3ヵ月に1回集まりカラオケを楽しんでいるとの説明がありました。

 勉強会の後は、近くの居酒屋に場所を移し、懇親を深めました。

 

(2010年2月06日…定例勉強会東京都南部労政会館(大崎)にて開催、参加者:32名

   今月の例会は、テーマ発表2件での開催でした。
 最初は、「GPSのしくみ〜カーナビの原理と設計裏話」とのテーマにて、家電メーカーにおいてカーナビの設計に従事してこられた会員から発表がありました。カーナビの設計を始めたのは地下鉄サリン事件の前年からとのことで、正にカーナビの創生期において苦労を重ねてきたとのことでした。当初はGPSの精度が100〜200mしかなくユーザーからの苦情も多かったとのこと、動画の扱いや細街路を巡っての自主規制があったこと、日本の区画表示は欧米と違い場所を特定しにくいことなど設計上の苦労や裏話の披露がありました。また、警察からカーナビの履歴について問合せがあったといったエビソードも紹介されました。皆さん、身近なテーマでもあり、ユーザーの立場から多くの質問がなされました。
 引き続いて、「職場の安全対策〜職長としての自覚」とのテーマにて、加熱炉用塗料の販売・施工を行っている会員から発表がありました。最初に安全教育の基本的な考えの説明があったあと、作業手順の進め方・品質作業方法の改善・適正配置・指導教育の進め方・監督指示の方法・職長としての6つの監督力といった点について説明がありました。皆で守りやすい手順書を作り、作業に当たってはヒヤリハットを摘出し、改善策をつくることが大事とのことです。そして、具体的項目の説明に移りましたが、その中でも酸素欠乏症については、炉内作業を行っている関係上非常に重要であるとのことでした。最後に、イラストを使っての不安全行動の質問があり、皆で検討を行いました。
 勉強会の後は、いつもの居酒屋に場所を移しての2次会で、懇親を深めました。

 

(2010年1月09日…定例勉強会東京都南部労政会館(大崎)にて開催、参加者:33名

                   
   1月度の例会は、毎年恒例、参加者全員による「年頭の一言」でした。最初に新会長から「20周年を迎える年に大役を仰せつかったが、12月の記念行事に向け、みんなで盛り上げていきましょう。」との挨拶があった後、参加者全員がそれぞれ、これからの一年に向けて抱負を語りました。内容は、仕事、家族、健康、趣味、そしてSYKに対してと様々でしたが、仕事の面では景気の悪化を受け、厳しい状況にある人も、また、健康に対する関心の深さも感じました。そして、SYKに関しては、皆勤賞を目指すといった決意表明等とともに、20周年行事の成功/記念誌の完成に向け頑張りたいとの発言やそれらに対する協力の要請がありました。年末に一年を振り返った結果はどうなるでしょうか?
 勉強会の後は、いつもの居酒屋に場所を移して懇親を深めました。