それでも?やる会(SYK)

 

2008年活動報告

 

月 日

項 目 場 所 内 容
1月5日(土) 定例勉強会 東京都南部労政会館(大崎) 年頭の一言
2月2日(土) 定例勉強会 東京都南部労政会館(大崎) 会員の自己紹介・業界紹介「現在の紙業界の行方は?〜紙業界に再編の嵐!!」&全員参加型ディスカッション「今、関心あるテーマは?」
3月1日(土) 外部講師講演会 東京都南部労政会館(大崎) 外部講師講演会「今、そしてこれから」(講師は、生命保険会社で活躍中の女性です)
3月29日(土) イベント   花見
4月5日(土) 定例勉強会 東京都南部労政会館(大崎) テーマ発表「認知症にならないために」
5月10日(土) 定例勉強会 東京都南部労政会館(大崎) ミニ講演会「南極観測と砕氷船〜未知なる白い大陸に挑んだ者たちの熱き浪漫」
6月7日(土) 定例勉強会 東京都南部労政会館(大崎) 会員の自己紹介・業界紹介「富士フィルムで私がおこなったこと」&テーマ発表「会社の経理と内部統制について」
7月5日(土) 定例勉強会 東京都南部労政会館(大崎) ミニ講演会「ワークライフバランスと新日本的経営〜企業の人事管理の側面からワークライフバランスを考える〜」
9月6日(土) 定例勉強会 目黒区中小企業センタ− テーマ発表「ユーザー車検について」&20周年プロジェクト進捗報告
10月4日(土) 定例勉強会 目黒区中小企業センタ− テーマ発表「最近の不祥事?とISO規格」
10月11日(土)〜12日(日) イベント 富津岬荘(千葉) オープン幹事会&一泊旅行
11月1日(土) 外部講師講演会 目黒区中小企業センタ− 「自然から学ぶ食生活」〜物質の持つ栄養素より物質の持つ情報の方が大切である〜
12月6日(土) 総会・忘年会

目黒区中小企業センタ−/由庵・アトレ目黒

 

 

活 動 報 告

    

(2008年12月6日…総会及び忘年会目黒区中小企業センター及びデリ&ダイニング・ユウアン『由庵』にて開催、参加者:総会33名、忘年会39名

                   
   今年の総会は、秋以降恒例となった目黒区中小企業センターにて開催されました。
 総会では、例年通り、本年度の活動報告/収支報告、来年度の運営方針・活動計画/予算の承認、幹事・世話役の承認が審議されるとともに、20周年プロジェクトの活動報告がなされました。そしてその後、各WG/分科会/世話役から活動状況や来年度の計画が報告されました。来年度の重点方針としては、(1)20周年プロジェクトを遂行する、(2)他交流会との連携強化、(3)家族会員の増加と定着化が掲げられ、全員参加で20周年プロジェクトを成功させようとの確認がなされました。
 忘年会は、場所を目黒駅前の「由庵」に移し、司会の二人により進められました。乾杯に続き、SYK楽団の伴奏でクリスマスソング他を合唱したあと、懇談となりました。そして、例年通り、皆勤賞の表彰があった後、ご無沙汰さんの紹介・近況報告がありました。今年は、各種分科会や勉強会・地引網などの写真をプロジェクタで流し一年を振り返るという趣向もありました。今年も忘年会ならではの参加者も見え、名古屋から来た方、いつもはメールだけの参加の方も姿を現しました。また、会員同士で突然結婚しましたという報告もあり驚かせられました。更に、今年も百円ジャンケンを、負けた人が勝ちというルールでやり、去年に引き続き「S代表夫人」が2連覇を達成しました。あっという間に時間が過ぎていき、最後に集合写真を撮影してお開きとなりました。

 

(2008年11月1日…外部講師講演会目黒区中小企業センターにて開催、参加者:38名

                   
   今月の例会は、外部講師講演会でした。講師は、「自然から学ぶ会」の発起人で、独自の情報栄養理論を発表し、全国各地で講演活動を行っておられる方にお願いしました。タイトルは、「自然から学ぶ食生活〜物質の持つ栄養素より物質の持つ情報の方が大切である〜」で、農家の長男として育ち、農業を通して自然界の真理に目覚めたこと、植物の立場から人間を見ることにより危険な食生活に気付いたこと等が述べられました。人間は過去の情報を蓄積した遺伝子を持っており、化学食品・奇形野菜類・遺伝子組み換えや強制交配種・種無し果物類・季節外食品等といった遺伝子の情報にないものを口にすると、情報が適合できず、脳がストレスを感じることになるとのことです。そして、自然のまま、天然素材で、人間が全く手を加えていない物、例えば、ヨモギやフキノトウ、アカザやつゆ草等を食べると脳が喜ぶと強調されました。講師は、先人達の知恵をまとめた「古代倭人からの教え(上)(下)」と題した本を出版されており、その中で取り上げられている話題についての説明もありました。
 講演会のあとは場所を移しての懇親会で、講師とともに参加して頂いた料理アドバーザーの理事と事務局長にも参加して頂き、親睦を深めるとともに、講師への質問を行いました。

 

(2008年10月4日…定例勉強会、目黒区中小企業センターにて開催、参加者:30名

                   
   今月の勉強会は、テーマ発表1件のみでの開催でした。
 テーマは「最近の不祥事?とISO規格」で、ISO認証審査員として活躍されている会員から発表がありました。最初に、過去の不祥事の事例や最近問題となっている不祥事の紹介・解説があり、耐震偽装問題・ミルク集団食中毒事件・牛肉偽装・期限切れ原材料使用問題・賞味期限偽装・消費期限/製造日偽装などや中国産食品の安全性問題・汚染米不正販売問題などが取り上げられました。そして、これらの不祥事に対するISO認定・認証機関の対応について説明がなされました。第三者認定/認証制度の信頼性の確保の必要性から(財)日本適合性認定協会と審査登録機関協議会有志が中心となって研究を進めており、情報公開を進めるとともに必要なら臨時審査を実施する等の具体策がまとめられているとのことでした。最後に、発表者から私見として、不祥事はメーカー側だけに責任があるのか?買い手側にも問題があるのではといった問題提起がなされました。
 勉強会の後は、いつもの居酒屋に場所を移し、懇親を深めました。 

 

(2008年9月6日…定例勉強会、目黒区中小企業センターにて開催、参加者:24名

                   
   今月の勉強会は、前半:テーマ発表、後半:20周年プロジェクト進捗報告の構成での開催でした。
 最初は、車好きな会員による「ユーザ車検について」と題しての発表で、個人で車検を受ける場合に用意すべき書類、費用の内訳や車検場など車検に行くためのノウハウが具体的に説明されました。ディーラに依頼した場合のムダがよく理解でき、これを機会にユーザ車検でと決心した会員がいたかもしれません。
 続いて、20周年プロジェクトの進捗報告に移り、これまでの活動概要の説明ののち、現在進行中の5つのプロジェクトの具体的な活動内容について、検討内容やこれからの予定、プロジェクト要員の募集などが各プロジェクトのリーダやサブリーダから説明されました。2010年12月の記念行事開催までの20周年プロジェクトの概要が明らかになり、いよいよ20周年へのスタートが切られました。
 勉強会の後は、近くの居酒屋に場所を移し、発表者への質問を含め、懇親を深めました。 

 

(2008年7月5日…定例勉強会、東京都南部労政会館(大崎)にて開催、参加者:27名

                   
   今月の勉強会は、会員によるミニ講演会で、永年人事コンサルタントとして活躍されているSYKの代表に「ワークライフバランスと新日本的経営〜企業の人事管理の側面からワークライフバランスを考える〜」と題して講演して頂きました。
 最初は、近年問題となっているワークライフバランスについてで、日本でのワークライフバランスへの取り組みは男女雇用機会均等法が大きな契機となっているが、依然として女性の社会進出は進んでいず、また、30〜40歳代を中心に長時間労働が顕著となっている点が大きな問題であるとの指摘がなされました。先進的企業では、在宅勤務制度や社内公募制度・社内FA制度などを設けて対応を図っているが、成果主義と裏腹の関係にもあるとのことです。
 次に、日本的経営についてで、終身雇用・年功序列・企業別労働組合を基本とした和(輪)の経営から、経営環境の変化により、有期雇用(非正社員)の増加・成果主義の導入・労働組合の組織率の低下と大きく変わってきたが、バブルからの脱却・経済回復の時代を迎え、単なる成果主義は破綻をきたしており、プロセスをも重視した「成果・プロセス主義」へと見直しがなされているとの説明がなされました。そして、今後は、日本の良さ・風土を見直し、単なる金もうけのための仕事ではなく自己実現をも含めた仕事とし、エンプロイアビリティを身につけることが必要であり、ライフの面では、自分で優先度を付け対応していくことが大事となるとの考えが述べられました。その中で、SYKはコミュニケーションの場を提供してくれる大事な場であり、更に、自分にとって「人生の休み所・指南所・稽古場」の役目をも果たしている重要な場であると、18年にわたるSYKでの活動についても総括がなされました。

 勉強会の後は、いつもの居酒屋に場所を移し、発表者への質問を含め、懇親を深めました。

 

(2008年6月7日…定例勉強会、東京都南部労政会館(大崎)にて開催、参加者:35名

                   
   今月の勉強会は、会員による自己紹介・業界紹介とテーマ発表での開催でした。
 最初は、自己紹介・業界紹介で、「富士フィルムで私がおこなったこと」と題して説明がありました。昭和30年に入社した後、最初はレンズの設計に従事し、同社初の35mmカメラ用レンズを開発したこと、その後研究所に異動し、粒子サイズ測定器を開発したこと、そして、本社のコンピュータ部門に異動し、製造業で最初のオンラインシステムを開発したこと等その業績の一端が紹介されました。コンピュータ部門ではユーザー会を立ち上げ、会長に就任して活躍されたこともあったそうで、その後は、機器組み込みソフト開発のため秋田市にソフトウェア会社を設立し、5年間秋田での生活を楽しまれたとのことです。退社後は、システム関係の会社に関係したり、顧問として活躍してきたとのことで、会社での経験を生かし頑張っておられる様子が感じられました。
 続いては、テーマ発表で、「会社の経理と内部統制〜最近新聞を賑わす言葉「内部統制」とは〜」と題しての発表がありました。発表者は、入社以来経理を担当した後、2年前から内部統制を担当としているとのことで、今年度から新たに導入された内部統制報告制度について詳しい説明がなされました。背景としては、米国や日本における会計を巡る不正の多発があり、有価証券報告書を提出する企業に対し、決算書が正しい手続きにのっとって作られていることを保証する仕組み作りを求め、同制度が導入されたとのことです。内容は、米国で2002年に導入されたSOX法をモデルにしており、業務プロセスごとに内部統制が機能しているか評価し、報告書を作成する必要があるとのことです。新しい制度ということで、質問もいろいろあり、また会社で実際に対応に苦慮してしているという人からの質問もあり、皆さんの関心の高さが感じられました。

 勉強会の後は、いつもの居酒屋に場所を移し、発表者を交え懇親を深めました。

 

(2008年5月10日…ミニ講演会東京都南部労政会館(大崎)にて開催、参加者:37名

                   
   今月は、会員によるミニ講演会で、造船関係の仕事を通じて南極にも行かれている会員から「南極観測と砕氷船〜未知なる白い大陸に挑んだ者たちの熱き浪漫」と題しての講演がありました。
 最初に「第46次南極観測協力行動(海上自衛隊)」のビデオにて南極観測及び支援活動の概要が紹介され、そののち講演に移りました。講演では、まず南極大陸の概要/南極観測の歴史が述べられ、南極大陸の発見(1820年頃)、アムンゼンやびスコットによる南極点到達、日本の開南丸/白瀬中尉隊による探検等が紹介されました。そして、日本の「宗谷」による観測の開始・1957年の昭和基地建設、1965年の「ふじ」就役、1982年の「しらせ」就役と南極に挑んだ日本船や観測の状況について説明がなされました。
 そののち、「南極観測50年史」のビデオ及び現在建造中の新砕氷船「しらせ」の建造状況のビデオにより観測及び新砕氷船の紹介がなされ、来年5月に完工予定の新砕氷船について詳しい説明がなされました。
 未知なる南極大陸に関する話ということで、興味を持った人が多かったとみえ、多くの参加者がありました。参加した皆さん、昔耳にした「氷に閉ざされた宗谷」や「タロ・ジロの生存」等のニュースを思い出し、また、技術の粋を集めた新砕氷船に感心したことと思います。
 講演会の後は、いつもの居酒屋に場所を移しての二次会で、懇親を深めました。

 

(2008年4月5日…定例勉強会東京都南部労政会館(大崎)にて開催、参加者:29名

                   
   今月の例会は、自己紹介・業界紹介とテーマ発表をお願いしていた会員の都合が悪くなり、ピンチヒッターを立ててのテーマ発表となりました。
 発表者は、福祉の分野で活躍されている会員の方で、「認知症とならないために」とのテーマにて発表して頂きました。
 退職後、介護福祉専門学校へ通って介護福祉士の資格を取ったあと、認知症予防研究会を立ち上げて活動しているとのことで、立派な資料を基に詳しい説明がなされました。認知症を起こす病気としてはアルツハイマー病・脳血管性痴呆・レビー小体病や前頭側頭型痴呆等があり、そのうち半数強がアルツハイマー病とのことですが、アルツハイマー病の研究は近年かなり進んでおり、認知症状を改善する新薬や早期診断技術の開発に期待がかかっているそうです。アルツハイマー病の予防のため挙げられている方法は、ほとんど生活習慣病(高血圧、糖尿病、心臓病等)対策として指摘されているもので、生活習慣としては、運動のほか、有意義な余暇時間やストレスレスな生活を送ること、食生活としては、カロリーを取りすぎない、良い脂肪を取る、野菜・果物を取るといった点が大事とのことでした。
 そして、発表者が日々行っているいる多彩な活動の紹介がなされるとともに、傾聴ボランティアとして地域の認知症患者と接して思うこととして、「理想や目的を失わぬ限り人は老いない。私には今こそが青春だ。」、「私は充実した人生を生きるために、認知症予防に日々新たに挑戦していく。」との言葉が述べられ、締めくくりとなりました。
 勉強会の後は、いつもの居酒屋に場所を移し、懇親を深めました。

 

(2008年3月1日…外部講師講演会東京都南部労政会館(大崎)にて開催、参加者:34名

                   
   今月の例会は、外部講師講演会でした。講師は、久し振りの女性で、生命保険会社にてセールスレディとして活躍中の方にお願いし、「今、そしてこれから」というタイトルにて講演して頂きました。
 大学卒業後、アパレル向パッケージメーカーに入社し、4年間営業として頑張っていたが、生命保険会社の営業指導者の誘いを受けたことが縁で、今の会社に入社したそうです。そして、7年間営業として着実に実績をあげたのち、一昨年都心総合支社に転属となり、営業のみでなく、採用活動や自ら採用した部下の指導にもあたっているとのことです。
 講演では、自己紹介ののち、営業活動の基本としての3点、即ち(1)四方八方への心配り、(2)全ての人にお声掛けする勇気、(3)お客様の視点に立ってについて説明があり、「ありがとう」を2万5千回言うべく、日々頑張っているとの話もありました。そして、営業活動の一環としてはがき・手紙を積極的に活用しているとの説明があり、実際に使っているはがきの紹介もありました。
 それから、一昨年立ち上げた女性だけの勉強会について説明がなされ、更に、個人的な問題としてのストレス解消法が述べられたあと、最後に、「今を一所懸命に生きていれば、自ずと道は拓けてくる」、「夢も希望も感動もある仕事です」との力強い言葉で締めくくられました。
 講演会のあとは場所を移しての懇親会で、講師にも参加して頂き親睦を深めるとともに、SYKのPRもさせてもらいました。

 

(2008年2月2日…定例勉強会、東京都南部労政会館(大崎)にて開催、参加者:37名

                   
   今月の勉強会は、通常通り2部構成での開催でした。
 最初は、一昨年入会の会員による自己紹介・業界紹介で、「現在の紙業界の行方は?〜紙業界に再編の嵐!!〜」と題して説明がありました。まずは、紙の専門商社(いわゆる卸商)を経営している立場から、紙業界特に卸商を巡る厳しい状況が述べられ、多様化への取組や5つの検討課題などについて説明がありました。また、昨今問題となっている古紙リサイクル率の問題が取り上げられ、再生紙を巡る状況や問題点についても述べられました。自己紹介では、藤沢生まれで、ヨットが趣味との説明があり、2〜3年後会社を離れ、ヨットで日本一周するつもりとの羨ましい発表もありました。
 続いて、新しい試みとして企画した全員参加型ディスカッションに移りました。内容は、「今、関心あるテーマは?」と題してディスカッションで、まず最初に、全員に関心のあることについて述べてもらいました。そして、関心の多かった「今後の生き方」や「家族とのつながり」等について議論を深めていきました。定年を迎え、あるいは定年後を考えての生き方は?、家族とのつながりは?、健康・経済面でのサポートは?等々重要な点が述べられ、ワークライフバランスが大事といった発言もありました。

 勉強会の後は、いつもの居酒屋に場所を移し、発表者を交え懇親を深めました。

 

(2008年1月5日…定例勉強会、東京都南部労政会館(大崎)にて開催、参加者:43名

                   
   1月度の勉強会は、毎年恒例、参加者全員による「年頭の一言」でした。参加者がそれぞれ、昨年の反省からこれからの一年に向けて抱負を語りました。内容は、仕事、健康、趣味、そしてSYKに対してと様々でした。
 今年は43名と参加者が多かったため代表、会長、副会長4名の合計6名はメールでということになりました。年末に一年を振り返った結果はどうなるでしょうか?
 勉強会の前時間に開催したアウトドア分科会主催の「隅田川七福神巡り」も、好天に恵まれて40名もの参加で、御利益を祈願しました。
 勉強会の後は、いつもの居酒屋に場所を移して懇親を深めました。